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障害と向き合う美術館 行けないが行けるに。みるからつくるに。 アルス双書

中川眞

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784880655871
ISBN 10 : 4880655872
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

美術館に行きたい、鑑賞したい‥でも行きにくい、展示が見づらい。

障害のある人、移民の方々、引きこもり、病人、幼児などへの対応は必要なはず。
なのに美術館は行きにくいと思っている‥‥誰もが来れるような美術館だったら、誰にとってもより魅力的なはず‥‥と、そのヒントを探して20の公立美術館を調査した結果がこの本です。

結局わかったことはと言えば、こんなに多様な試みが!しかし館外の市民は知らない! 
さらに驚いたのは学芸員が、他館の活動を知らないという事実! 
ユーザーである利用者が美術館とともに変えてゆく方法も含め、この本がお伝えしたいことです。

【著者紹介】
中西美穂 : 立命館大学特別研究員、成安造形大学・大阪人間科学大学・四天王寺大学などの非常勤講師、元・大阪アーツカウンシル統括責任者。2000年代に大阪市港区の築港赤レンガ倉庫で活動していたNPO大阪アーツアポリアの代表理事をしていた

中川眞 : アーツマネジメント、サウンドスケープ、サウンドアート、東南アジアの音楽などについて、フィールドワークを軸に実践的研究を行う。またガムラン合奏団を創設し、活発に演奏活動も行う。京都音楽賞、サントリー学芸賞、小泉文夫音楽賞、インドネシア共和国外務省功労賞、日本都市計画家協会賞特別賞、京都市芸術振興賞など受賞多数。チュラロンコン大学(Curatorial Practiceコース)、インドネシア芸術大学大学院(民族音楽学)招聘教員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Tatsuo Mizouchi

    違和感。 美術館は本来、福祉施設ではない。 アール・ブリュットも障害者アートではなく、制度の外から生まれた自由な創造のことだ。 誰もが文化芸術に触れ、制作できることを目指すなら、人を機能の集合体として捉え、発揮されていない機能(能力)を社会がどう支援するかを問うべきだ。 文化芸術は作品の卓越性を超えて、創造プロセスそのものが社会をつくる道具となる。 美術館はその潜在能力を開く場である。 そのためには、文化芸術が経済のみならず、心理・社会・地球に与える影響を見える化する必要がある。

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