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ISBN 10 : 4806208388
Content Description
真実と虚偽が混在するネット空間では「フェイク(ウソ)」の情報が求心力を高め、
選挙、ひいては民主主義をのみ込んでいる。
収益にもつながる「バズり」や「炎上」、つまりネット上の拡散は、「作られた真実」の横行を招き、
正しさや民意でなく人智を超えた何かが社会を支配する「ディストピア」(暗黒社会)をもたらしかねない。
ネットの推移を観測してきたウェブメディア編集者と、
オールドメディアと揶揄される新聞の記者OBが、ネットと社会の推移を振り返りながら、
迫りくるディストピアの危険性を検証する。
【著者紹介】
中川淳一郎 : 1973年、東京都立川市生まれ。一橋大学商学部卒業後、博報堂入社。企業広報を担当するCC局(現PR局)に配属され、2001年退社。以後無職、フリーの雑誌編集者・ライターとなり、2006年からネットニュースの編集に携わり、ひたすらネットを見まくる生活に突入。あまりに過酷なPV稼ぎと「バズる」ことが重視される空気感に疲れ、2020年11月、東京を脱出。現在はネットと紙メディアの連載コラムで半隠居生活中。ネット関連著書多数
稲熊均 : 1959年、群馬県生まれ。国学院大学文学部卒業後、中日新聞社に入社。東京新聞勤務となり、モスクワ支局長、特別報道部長、編集局次長、事業局長、編集委員などを経て、2024年10月、退職。現在はフリーランス記者として活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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