Product Details
ISBN 10 : 4480071830
Content Description
「どこに住んでいるか」によって感じられる住所格差。その前提にある「街選び」の条件―自治体の貧富・利便性・地盤等―は、単純に信じられてきた割に、街の未来を何も保証はしない。たとえば庶民の憧れであった「閑静な住宅街」は、住民が高齢化すれば、やがて消滅するだけだ。「住みやすい街」も税収が減る中、おんぶにだっこの住民ばかりではサービスの質を落とさざるを得なくなり、住む満足度は落ちていく。そうした中で、沈むことなく活性化していく街はどこか。住民自身がエリア・マネジメントに携わり、街の価値を創生する、新しい事例を多数紹介する。
目次 : 第1部 過去:まちの単機能化が進んだ二〇〇〇年以前(江戸の住民は超過密な低湿地に居住/ 大地主と貧民―土地所有が偏在した明治期/ 田園都市が作った「住宅街観」 ほか)/ 第2部 現在:まち選びの「発見」(地価下落で住みたいまちを選べるように/ 自治体のサービス格差への意識/ 「土地そのもの」への意識 ほか)/ 第3部 未来:再生と消滅の時代(「閑静な住宅街」という時代遅れ/ 「職住分離」という無駄/ 「住みやすいまち」という勘違い ほか)
【著者紹介】
中川寛子 : 1960年生まれ。住まいと街の解説者。オールアバウト「住みやすい街選び」ガイド。不動産一筋に30余年、買う、借りる、貸す、売る、投資するなど、それぞれの立場を踏まえた上での不動産市場の変化の解説で人気(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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ナイスネイチャ
読了日:2019/06/15
ぶんこ
読了日:2019/06/22
ころこ
読了日:2018/12/26
おかむら
読了日:2019/02/07
Isamash
読了日:2023/08/19
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