Product Details
ISBN 10 : 4140884819
Content Description
クラシック音楽は、いつからか「癒しの音楽」と喧伝されるようになったが、その王道は「怖い音楽」に他ならない。父、死、神、孤独、戦争、国家権力―。名だたる大音楽家たちは、いかにこれらの「恐怖」と格闘し、稀代の名曲を作り上げてきたのか。モーツァルトからショスタコーヴィチまで、「恐怖」をキーワードに辿る西洋音楽の二〇〇余年。
目次 : 第1の恐怖 父―モーツァルトによる「心地よくない音楽」の誕生/ 第2の恐怖 自然―ベートーヴェンによる「風景の発見」/ 第3の恐怖 狂気―ベルリオーズが挑んだ「内面の音楽化」/ 第4の恐怖 死―ショパンが確立した「死のイメージ」/ 第5の恐怖 神―ヴェルディが完成した「宗教のコンテンツ化」/ 第6の恐怖 孤独―ラフマニノフとマーラーの「抽象的な恐怖」/ 第7の恐怖 戦争―ヴォーン=ウィリアムズの「象徴の音楽」/ 第8の恐怖 国家権力―ショスタコーヴィチの「隠喩としての音楽」
【著者紹介】
中川右介 : 1960年生まれ。早稲田大学第二文学部卒業。出版社アルファベータを設立し、代表取締役編集長(〜2014年)として、音楽家や文学者の評伝などを編集・発行。自らもクラシック音楽、歌舞伎、映画などの分野で旺盛な執筆活動を続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Customer Reviews
投稿日:2016/02/14 (日)
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流之助
読了日:2023/08/30
toshi
読了日:2016/03/07
Syo
読了日:2016/05/04
マカロニ マカロン
読了日:2016/12/11
Decoy
読了日:2016/05/05
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