Product Details
ISBN 10 : 4758322422
Content Description
コミュニケーションとは生来のセンスでするものではない。手術手技と同様に,なぜそうするのか明確な理由があり,誰もが身につけることのできる「スキル」である――。
日本での外科研修を経て渡米し,紆余曲折を経て米国日本人緩和ケア医となった著者が,あなたのACPはなぜうまくいかないのか,「3ステージプロトコル」に沿って解き明かす。自分が今,会話のどの時点にいて,何をしなくてはならないかを客観的に理解し,緊張したり混乱しがちなACPの場面で冷静に対応することができるアプローチである。相手の理解力を確かめる,病状は2分以内にまとめる,医療者は会話の50%以上話してはいけない,質問にはワンワードワンセンテンスで答える‥‥,「何をすべきで,何をすべきでないのか」をスキルとして明快に解説。
米国で直接指導する研修医だけではなく,もっとたくさんの人を教育できればとSNSでも日々発信する著者のプロフェッショナリズムを体系的にまとめた待望の書籍である。
【著者紹介】
中川俊一 : コロンビア大学内科准教授、成人緩和ケア入院部門ディレクター。1997年北海道大学医学部卒業。耳鼻咽喉科、一般外科の研修を経て2005年に渡米。その後、肝臓移植、一般内科、老年医学、緩和医療の研修を経て、2013年よりコロンビア大学内科、2017年より成人緩和ケア入院部門ディレクター、2021年より現職。緩和医療一般、特に心不全、補助人工心臓における緩和ケアに関して、またベッドサイドやICUでの家族ミーティングにおけるコミュニケーションに関して、米国の医学生や研修医を指導している。2020年からは日本人医療者向けのコミュニケーションプログラム「かんわとーく」設立メンバーの一人として、教育に従事している。米国内科専門医、米国老年内科専門医、米国緩和ケア専門医(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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とある内科医
読了日:2025/02/09
佳蓉
読了日:2025/10/11
sh
読了日:2025/09/12
アン
読了日:2025/08/03
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