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学振「科研費」申請-採択につながる表現テクニック(仮)

中嶋亮太

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784799110652
ISBN 10 : 4799110659
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2022
Japan

Content Description

本書は、どんな審査委員にあたっても困らない申請書を書くための本だ。落とされないためにすぐできること、審査委員から高評価をもらうにはどうしたらよいのかを審査委員の経験者や採択経験豊富な人の見解や秘策を交えながら解説。

目次 : 第1章 読み手をひきつける申請書―おさえておくべき9のポイント(重要 審査の常識 審査委員はとても忙しい→多忙な審査委員に優しい、審査委員目線の申請書を準備する/ どこに出すか?情報収集が勝負を制する→申請する区分を吟味して採択の可能性を少しでも高める/ 伝わるタイトルをつけよう→最終的に何を知りたいかをタイトルに込める ほか)/ 第2章 審査委員経験者が教える―科研費を獲れる人はいったい何をしているか(審査のしくみを知る→一次・二次の関係性や、評点やコメントの付けられ方をわかっておこう/ 採点で振り落とされない書き方→人数調整で「振り落とす」際の判断に審査委員は頭を悩ます/ 概要を起承転結で伝える→4段構成に慣れてきたら、進化型の「起結承展」も使ってみよう ほか)/ 第3章 申請書ケーススタディ―読み手ファーストで隅々まで配慮して仕上げていく(申請書を読み解き自分の記述に生かす→人のものを読むことで表現のストックを増やす/ 研究活動スタート支援:記述の具体性→背景や問い、具体的に何をするかまで、だれが読んでも読み取れる申請書/ 萌芽→基盤C:不採択を見直し採択へ→不採択になった課題に粘り強く向き合い、翌年採択 ほか)/ 巻本資料(申請書全文サンプル 海外特別研究員)

【著者紹介】
中嶋亮太 : 博士(工学)。国立研究開発法人海洋研究開発機構(JAMSTECジャムステック)グループリーダー。専門は生物海洋学。1981年東京生まれ。2009年創価大学大学院博士課程修了後、同大学助教、JAMSTECポストドクトラル研究員、日本学術振興会海外特別研究員(米国スクリプス海洋研究所)を経て、2018年から現職。日本海洋学会「環境科学賞」および日本サンゴ礁学会「川口奨励賞」受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • けぴ

    科研費に申請して採用されるためのノウハウを具体的に提示した書籍。審査員は忙しいので最初の1ページ、最初の3行で判断するという。審査員が高校生と思って、専門用語は使わずわかりやすく記載することも大切。さてさて、この科研費での研究成果の費用対効果が知りたいところ。国民の税金ですからね。

  • Haruki

    ピアレビューの採点によって採択可否が決まる科研費の申請書のポイントをかなり具体的に記載。著者の採択、不採択の申請書例も見ながら表現の差を理解する。専門外、多忙の審査委員を考慮し、高校生にもわかる用語、指示内容の明示的説明、起承転結等の明確・端的な概要の記述、研究計画や経費は具体的イメージが湧くような粒度、等を心がけ学術的重要性、研究方法の妥当性、研究遂行能力と研究環境の適切性をアピールする。概要における新規性や面白さの工夫は、研究自体の切り口の洗練さと相関するので、普段から意識して文章化するのが良い。

  • クラーケン

    ざっと読み。表紙も書き口もキャッチで手に取りやすく読みやすい。”今あわててこれを読むあなたは半分落ちた同然”とか、”もう一つ大事なことがある。審査委員は老眼かもしれないのだ。”の記述に笑ってしまった。後ろの方には実際の過去の申請書が載せられております参考になる。

  • のりたま

    落ちて気が弱くなっていたときにKindleで値引きのお知らせが来て買ってしまった。内容は大学の説明会で聞いたことがほとんどだったが、審査員は老眼かもしれないと熱く繰り返しているのが印象に残った。

  • 🍅

    ★★★★★ 科研費を出す方は確実に読んだ方が良いと思った。査読者が審査にかけられる時間や、そうした背景をもとにしたアドバイスが書かれている。具体例を使いながら説明しているので大変わかりやすい。科研費に応募する人におすすめの書籍

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