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日本のなかの中国(仮)日経プレミアシリーズ

中島恵

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784296120192
ISBN 10 : 4296120190
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

日本に中国人だけの経済圏が形成されていた! 80万人近くの巨大な在日中国人社会の驚くべき実態を豊富な取材で明かす迫真のルポ。

【著者紹介】
中島恵 : ジャーナリスト。1967年、山梨県生まれ。北京大学、香港中文大学に留学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Roko

    いまや、日本国内に住む中国人は80万人を超えるのだそうです。かつては「中国残留孤児」や出稼ぎの人が多く、日本語を覚えようとする人が多かったのですが、最近は、不動産屋さんも、塾も、飲食店も、中国語だけでOKな時代になっているというのには、驚くばかりです。 かつては日本で働いて中国へ仕送りというスタイルでしたけど、失われた30年の間に中国経済が発展を遂げ、今では中国で働いた方が稼げるという時代なのです。なのに、なぜ彼らは日本へやってくるのか? 一番大きなファクターは「治安の良さと不動産の安さ」だそうです。

  • kuukazoo

    最近どこに行っても中国語会話を耳にすることが多いなあと思うので読んでみた。今や生活も仕事も中国人コミュニティの中で完結してしまうので、日本語ができなくても不自由しないそうだ。いろいろな在日中国人へのインタビューからうかがえる様々なシチュエーションが興味深い。

  • 電羊齋

    中国人が中国語だけで生活できる「エコシステム」、「経済ネットワーク」が日本で形成されていることを多方面での取材で明らかにしている。そして、その背景にはSNS、ネットの発達で在日中国人同士、中国人と母国がつながりやすくなったことがあると指摘している。日本にいるのに中国社会の論理、政治を持ち込む人がいたり、中国人の間で富裕層・中間層・庶民層といった多層化が進んでいることなど興味深い内容多し。一方で、日本社会に溶け込む努力をする中国人も多いことにも触れられている。面白いルポルタージュ。

  • Hatann

    著者は、現代の中国人の生活感覚を定点観測的に上梓し続けている。今回は、日本において閉鎖的な中国人コミュニティが形成されつつある現状を語る。従前の在日中国人は日本で生きていくために、言語や生活習慣などの日本化に苦労してきた。最近は、SNSの発達により中国人同士の寄り添いの空間が広がり、中国人のみによる生活環境が整っているという。日本語を話せなくても不自由なく生活できるのだ。その数も80万人を超え、小規模な地方自治体を越える規模である。同質性を強要することのない、相互理解の知恵が求められる時代になりつつある。

  • みーちん

    「日本人の友だち?1人も、いません。」というキャッチコピーが気になり手にとった本。現在日本国内には80万人(山梨県と同規模)もの中国人が暮らしているそうだ。正直、ニュースで目にする中国や中国人にあまり良いイメージがないので、そんな話を聞くと不安に思ってしまうが、一方的にレッテルを貼ったままでいるのもよくないと思い読んでみようと思った。 冒頭、日本の中に中国語だけで事足りる独自の社会やネットワークが出来上がっていることを知り、複雑な感情を抱いてしまったが、冷静になって考えればハワイやカリフォルニアの →

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