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超訳韓非子善をなすために、悪を知る 知的生きかた文庫

中島孝志

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784837983750
ISBN 10 : 4837983758
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2015
Japan

Content Description

『韓非子』のどこがすごいのか。
それは、建前ではなく、きわめて本質的、現実的な
「人間関係の対処法」が説かれているところだ。
たとえば『韓非子』は、こういう。
人間を動かしている動機は、愛情でも思いやりでも、
義理や人情でもない。ただ一つ、「利益」である、と。

◎人が本気になるのはどんなときか?
◎どんなときに人は喜び、人は怒るのか?
◎どんなときに人は協力し、人は裏切るのか?
◎仕事とは何か、権力とは何か、組織とは何か――。

人の上に立つリーダーのみならず、ビジネスパーソンであれば、
一度は触れておかなければならない中国古典の名著――
『韓非子』のエッセンスを超訳でわかりやすく紹介。

【著者紹介】
中島孝志 : 東京都生まれ。早稲田大学政治経済学部卒、南カリフォルニア大学大学院修了。出版社勤務を経て独立。経営コンサルタント、経済評論家、ジャーナリスト、作家、出版プロデューサー、大学・ビジネススクール講師など幅広く活躍中。原理原則研究会(東京・大阪・名古屋・博多・出雲・札幌・新潟)、松下幸之助経営研究会を主宰。講演・セミナーは銀行、メーカー、特に外資系企業で圧倒的な人気を呼んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • かず

    10数年前に儒教にハマった。理由は「良い人間になりたい」、それだけだった。ある時、仏教に転身した。儒教にはルサンチマン的側面があると感じたからだった。仏教を学んで、ある時悟りを得たような感覚を得た。そこから私の読書は資格の勉強に替わった。その時から4年ほど経過し、私は性悪説に関心を持った。なぜならば、「自分は正しい」という思い込みこそが一番の悪なのではないか、と感じたからだった。浄土真宗では「悪人正機」という。悪人こそが救われる−まずは自分は悪人なのだと思い知らなければ善にはなれない。そう思う。

  • 江口 浩平@教育委員会

    【古典】中国古典である韓非子を、ビジネスに活用させることに特化させて解説した一冊。そのため、原典だけでなく、松下幸之助のエピソードや福澤諭吉の言葉なども随所に引用されており、興味を持続して読み終えられた。@人気と人望の違い。前者は自分を相手に合わせ、後者は多くの人に受ける、受けないという評判とは無縁。A自信とは自分を信頼することではなく、自分への信仰という意味。→西加奈子の『サラバ!』と繋がった。B勝てる力があるのに勝てずに負けるのは、人の力を活用していないから。→周囲を巻き込める人になれるか

  • abc99

    これを読むと今までの配属先はリーダーらしいリーダー、芯のある同僚ばかりだったなと思う。今は悪気がないからタチが悪い、人望を何かと履き違えているのか、ただ優しいだけ、芯はあるのか発言は揺らぐしよくわからない… 徳は孤ならず。

  • 楽毅

    韓非子は法家の代表格として有名なだけに、どことなく冷淡な印象を持っていたが、徹底したリアリズムを通じて、人生の成功に必要な要素を投げ掛ける貴重な古典であることを認識。こうしたダイジェストは、何かとハードルが高い古典にあたる際の道案内になり、ありがたい存在だと改めて思う。論語や老子が道徳的なべき論なら、韓非子や孫子は即効性のあるノウハウ論ともいえる。個人的には、こちらの方が古典を読む効用が強く感じられるが、べき論にも違った魅力があるのだろう。本書と出会い、更に古典への関心を高めることができた。

  • ミヤコ

    うーん。訳はいいけど、あまりに作者が作者の知っている世界を例において解説しすぎているかな。まあこれは購入した自分が悪かった・・・。作者は現代の「ビジネスパーソン」(というか「自称リーダー」?)に向けて発しているのだから。もう少し韓非子が生きた時代背景とかそういうのを交えて韓非子の言いたかったことを解説している・・・そういうのを期待すると大分違う。

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