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小水力発電が地域を救う 用水路から1兆円超の電気が生まれる

中島大

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784492762387
ISBN 10 : 4492762388
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2018
Japan

Content Description

売電益を地域振興に活用、移住者も増えた例などを元に、日本を明るくする小水力発電の大きな可能性を解説。導入・参入ノウハウも公開


【著者紹介】
中島大 : 全国小水力利用推進協議会事務局長、一般社団法人小水力開発支援協会代表理事。1961年生まれ。1985年、東京大学理学部物理学科卒業。株式会社ヴァイアブルテクノロジー取締役などを経て現職。その間、分散型エネルギー研究会事務局長、気候ネットワーク運営委員などを歴任し、小水力利用推進協議会、小水力開発支援協会の設立にも参画する。全国各地の小水力発電事業のサポート、コンサルティングなどを行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 樋口佳之

    1985年、東京大学理学部物理学科卒。その後ずっと小水力発電に関わってきた方の経験談です。タイトルの通り「地域を救う」可能性を読み取れました。/強靱な社会をつくろう とするのなら、ある程度は効率を犠牲にして、冗長性を持た せる必要があります。/サーバ構成とかでも電源、HDD、NICの2重化とか普通にあるのだから、社会全体みたいな大きなエリアでも必要でしょう。

  • まると

    再生可能エネルギーの一つとして参考になると思い、買っておいた本だが、考えていたのと内容は違っていた。事例や方法を教えてくれるのはいいのだけれど、個々のケースで具体的にどれくらいの電力(何戸分とか)を供給でき、どれくらい地域に利益をもたらす(儲かる)のかはわからずじまい。売電目的で必ずしも自家消費しているわけではない事例も多く、これでは「社会を変える」とまではいかないような気もした。固定買い取り制度ができて、自然にやさしく地域の活性化にもつながる事業として広がってきたのはいいことではある。

  • ソウ

    小水力発電の仕組・概要、具体的な導入事例・キャッシュフローモデル、小水力発電の歴史(ヨーロッパと異なり本邦は、戦時に中小の電力会社が一つに統合され戦後に9個の大会社に分社された影響で、小水力発電が根付かなかった)、山村文化論等。単なる小水力発電の詳細ではなく、社会や生き方について筆者の価値観が多分に含まれた内容となっているので、つまらないと思う方もいらっしゃると思います。私はとても興味深く読みました。

  • シロマック

    『小水力発電が地域を救う』ではなくて『小水力が救う地域がある』の方が意図することが伝わると思う。小水力は今の時代では他の発電に比べてコスパが悪い。土木工事に多額のお金が掛かる割には年間を通じて水量が多く安定水量の水源が少ない。急な山が多く平野が狭い日本は本来利水、治水のダムが必要でそれがあれば付帯的な設備としての水力発電所なら採算は取れるかも知れない。その他大きな土木工事を必要としない超小規模水力発電なら趣味、観光施設として可能性はあると思う。次は小風力発電を読んでみたい。

  • Toruo555

    もっと普及すればいいのになという思いで手に取る。 導入に成功した事例、凍結になった例。推進するには首長や経営者の腕がある人が地域の合意形成をしていくなど小水力発電について幅広く書いてある。規制緩和と、地形を見て水力のポテンシャルを見出す人と竣工までのロードマップが建てられる人が、もっと日本を見てまわれば相当のエネルギーが発掘出来る気がする。

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