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ISBN 10 : 4065200512
Content Description
一八世紀、古典教養を学ぶため、こぞってイタリアへと旅した「グランド・ツアー」。フランス革命が始まれば、国内・湖水地方の風景観賞で美意識を養い、馬車が流行ると、あえて徒歩旅行で詩想を求め、ロマン派詩人を次々生み出した―。なぜ英国人は、これほど旅に焦がれ続けたのか。飽くなき情熱と、その理想郷の意味を考察する。
目次 : 序章 “田園”とイギリス人/ 第1章 “アルカディア”を求めて―グランド・ツアー(「制度」の誕生/ 旅程と道中 ほか)/ 第2章 風景の誕生―ピクチャレスク・ツアー(ピクチャレスク美の誕生/ ピクチャレスク・ツアーとは何か ほか)/ 第3章 詩想を求めて田園を歩く―ペデストリアン・ツアー(自然が「美しい」という感覚―感性の推移/ 徒歩旅行の出現 ほか)/ 第4章 “イングリッシュネス”を求めて―ロンドン・ツアー(繁栄の都市、ロンドン/ スペイン人の見たロンドン ほか)/ 終章 われ“アルカディア”にあり
【著者紹介】
中島俊郎 : 1949年生まれ。英文学者、甲南大学名誉教授。甲南大学大学院人文科学研究科英文学専攻博士課程単位取得。1997‐98年オックスフォード大学コーパス・クリスティ・カレッジ研究員。甲南大学文学部助教授を経て、93年同教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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T2y@
読了日:2024/12/16
午後
読了日:2025/03/19
なーちゃま
読了日:2023/04/13
kana0202
読了日:2022/06/20
ああああ
読了日:2022/10/23
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