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おでかけ料理人 4 文春文庫

中島久枝

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784167924027
ISBN 10 : 4167924021
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

居酒屋メニュー「とろとろ揚げだし卵」も大好評で自信をつける佐菜。ところが、武家の集い用に張り切って工夫した「鯵のすし」を「腐ってる」と言われ、真っ青に…。握り飯とつみれ汁、あさりの深川鍋に小豆の甘酒、里芋。老いの寂しさを抱える人も悪い噂に傷つく自分も、料理で明日へと送り出したい!大人気シリーズ第4弾。

【著者紹介】
中島久枝 : 学習院大学文学部哲学科卒。食と料理をテーマに、雑誌や単行本の企画・構成・編集、ウェブサイト、イベント企画なども行い、2013年時代小説『日乃出が走る 浜風屋菓子話』でポプラ社小説新人賞特別賞受賞。ポプラ文庫より小説家デビュー。2019年「日本橋牡丹堂 菓子ばなし」シリーズと『一膳めし屋丸九』で、日本歴史時代作家協会賞文庫書き下ろしシリーズ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • おしゃべりメガネ

    「おでかけ料理人」シリーズ第4弾。気弱で内気な料理人「佐菜」もだいぶしっかりしてきて、1人で色々とやりくりできるように。助っ人のおばあさんは相変わらずストイックで、厳しさもありますがしっかりと「佐菜」をサポートする姿にほっこりします。本作も色んな場面で少なからずピンチに立たされますが、「おかね」さんら他のメンバーにフォローされながら凌いでいきます。「専太郎」もたくましくなってきていて、本作の時の流れを感じさせます。孔子の〔六十にして耳順(したが)う〕がとても印象的で、そういう姿勢を大切にすべきですね。

  • タイ子

    シリーズ第4弾。出張料理人として佐菜の今回の仕事は居酒屋。数日働いてくれと言われ、初めて経験した居酒屋の仕事。人は見方によって変わるということを教えられる。そして佐菜が作った卵料理が今でいう目玉焼きって言うのが面白い。他にべったら漬けのおばあさんの話がいい。漬物名人のおばあさんが今年初めてべったら漬けを失敗した。本人のショックはいかほどのものか。毎年楽しみにしていた佐菜たちは再度作るよう依頼するが断られる。教えを乞い佐菜たちが作る事になるべったら漬けはおばあさんの心に再び火をつける。食べることは生きる事。

  • kagetrasama-aoi(葵・橘)

    「おでかけ料理人シリーズ」第四巻。「小豆の甘酒は魔法のひとさじ」タイトルになっている ”甘酒” 、ホント素敵なお話です。専太郎と勘太郎の子供同志のあれこれに、気を揉んだりほっとしたりしながら読了しました。 “甘酒” と言えば子供の頃母が手作りしてくれた甘酒がとても美味しかったこと、思い出しました。当時は堀炬燵で、炬燵の熱で甘酒を作ってくれたんです。あの味、懐かしいです。

  • あっちゃん

    おでかけ料理人としての名前が広まり見当違いな依頼が増えて悩みながらも成長(笑)今回はおばあさまの影が薄い感じがちょっと気になる( ̄ー ̄)

  • ふわりん

    また時代小説の新しいシリーズが読める!と喜んだと思ってたら、あらもう4作目になったんだなぁ。そうだよね、おかねの煮売り屋の手伝いだった佐菜がもう一人前のおでかけ料理人だもの。今回も初めてのおでかけ先でいろいろな人生を知り心を痛めたり嬉しく思ったり、仕事をしながら人生勉強もさせてもらってる。どれも全部味わいのある良い話だったけど、特に「べったら漬け」と「深川鍋」そして初めての壁に打ちひしがれた「小豆の甘酒」が感慨深かった。専太郎と共に立ち直った佐菜は一段高い所に登れたかな。丁寧に書かれていて読み易かった。

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