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オタク経済圏創世記 Gafaの次は2.5次元コミュニティが世界の主役になる件

中山淳雄

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784822289980
ISBN 10 : 4822289982
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

5G時代の新戦略を先取り。ブルーオーシャンを発見。アニメ・ゲームから、プロレスまで。日本のライブコンテンツメーカーが世界中に「お祭り」を巻き起こす。

目次 : 序章 オタクが席巻する世界/ 第1章 2次元の成長期:ニッチがマスになる/ 第2章 2.5次元のライブコンテンツ創世記/ 第3章 オタク経済圏のグローバル化/ 第4章 3次元の逡巡:プラットフォームの時代からコミュニティの時代へ/ 第5章 日本型グローバル経営2.5

【著者紹介】
中山淳雄 : ブシロード執行役員。早稲田大学ビジネススクール非常勤講師。シンガポール南洋工科大学非常勤講師。1980年栃木県生まれ。東京大学大学院修了(社会学専攻)。カナダのMcGill大学MBA修了。リクルートスタッフィング、DeNA、デロイトトーマツコンサルティングを経て、バンダイナムコスタジオでバンクーバー、マレーシアにて新規事業会社を立ち上げる。2016年からブシロードインターナショナル社長としてシンガポールに駐在し、日本コンテンツ(カードゲーム、アニメ、モバイルゲーム、イベント、プロレス)を海外展開。著書に『ボランティア社会の誕生』(三重大学出版会、日本修士論文賞受賞作)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ミライ

    題名に「オタク」とあったのでもっと砕けた本かと思ったが日本のライブコンテンツの現状と未来を占う本格的なビジネス本だった。2000年代にプロレス人気が総合格闘技(PRIDE)に流れていった後で、ここ10年総合格闘技が衰退傾向の中で突如復活した「新日本プロレス」の謎を知りたかったが本書を読んでしっくり来た。プロレス以外にも、アニメ・ゲームなどの日本のコンテンツのこれからの5G時代の指南書としてもおすすめできる一冊。日本のコンテンツ自体は近年世界でも評価が増しているので、5G普及でどこまで盛り上がるか期待大。

  • パトラッシュ

    マンガ・アニメ・ゲーム論でありコンテンツビジネス本であり日本文化分析でもある。これらが融合し成立した2・5次元ビジネスがどうなるのか、最先端の現場を体験した説得力ある未来像を提示する。世界で人気な日本のサブカルだが、スマホの発展やライブ感への欲求などによる消費者の嗜好の変化を素早くキャッチし、それに合わせたコンテンツを提供できるかが勝負を分ける冷徹なビジネス論を展開する。勝負は狭い日本ではなく世界のオタク市場であり、そこに食い込むものを生み出せなくてはクールジャパンは無意味だ。20年後の予言書となるかも。

  • ta_chanko

    日本の高品質なマンガ・アニメの創作は、作家たちの職人的かつブラックな労働から成り立っており、その意味でも他国の追随を許さない圧倒的なもの。それをテレビ・ゲーム・玩具などで商品化することで、市場と利益を確保している。近年はテレビ離れとネット動画の普及により、海外展開も拡大。また、ライブなど体験型ビジネスの拡大により、ローカル・ニッチからグローバル・マスへと市場が広がる可能性も広がっている。新日本プロレスの北米興業の成功は驚き。日本の文化や伝統も理解してビジネスに生かすことで、新たな市場開拓も望める。

  • スプリント

    日本発のオタク文化は、自分の好きなことを採算度外視でのめり込むオタクの奉仕労働のもとに成り立っているということがわかる本です。

  • 出世八五郎

    アメリカがハリウッドで世界の文化の中で存在感と魅力を発信し続けているように、日本は漫画、アニメ、ゲームを大事にしナンバー1であり続けなければいけない。これがハリウッドと肩を並べるほどに世界への存在感と魅力はデカイ。その為にはアニメーターの給与やそこで働く人々の待遇を政府介入で向上させて欲しい。内容は面白い。何故か新日本プロレスが出てくるけど、アニメ委員会とかカラクリが分かる。

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