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魔女のあとおし

中山有香里

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784344041011
ISBN 10 : 4344041011
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2023
Japan

Content Description

看護師として働く田中桃子の前に現れた小さな魔女。落ち込んだ帰り道にはカフェオレとチョコレートをご馳走してくれて、疲れた日には森で一緒にシチューづくり。仕事に悩む夜は、ココアとドーナツを持って星空を見に行く。懐かしい味や好きだったものを思い出しながら、二人で過ごす時間はホッとできて、不思議と勇気が湧いてくる。元気が出ない日に、あなたを丸ごと抱きしめてくれる感動作。

【著者紹介】
中山有香里 : 奈良県出身、看護師・イラストレーター。著書『ズルいくらいに1年目を乗り切る看護技術』が累計20万部のベストセラーに。2022年1月初めての創作漫画『泣きたい夜の甘味処』を発表し、同年9月、第9回料理レシピ本大賞コミック賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ぶんこ

    自信がない桃子35歳独身看護師。可愛いスカートをはきたくても躊躇してしまう。それを猫と魔女が後押ししてくれます。こうやって自信が無い時に後押ししてくれる人が身近にいたらいいなぁ。そんな桃子さんですが、患者の加藤さんへの心遣いが素晴らしい。病状が思わしくなくて不機嫌な患者さんに、ここまで優しい心で接することが出来るなんて。魔女も後押ししたくなるのでしょう。自分のやりたいことを考えた時、亡き父との思い出から1歩を踏み出して海辺の町へ転職。読んでいると、私も応援したくなりました。

  • はる

    看護師として働く桃子は、毎日が悩みとコンプレックスでいっぱい。身も心も疲れ果てた彼女の前に現れたのは、関西弁の小さな魔女と猫。桃子をふんわりと優しく癒してくれます。この不思議な魔女の正体は…?現実世界での主人公のつらい感情がリアルなだけに、魔女の世界の優しさが胸に沁みます。「泣きたい夜の甘味処」の中山有香里 さん、今作も良かった。

  • 櫨霞

    仕事でつらいことがあって、ぼろぼろ泣きながら読んだ。自分を甘やかすのとは少し違う、元気づける、ちょっとだけ奮い起たせる、そんなお話。大人になると、「○歳になったらあれができるようになる」とか、そういうわかりやすくて生きていれば叶えられる希望や目標がない。自分で作らない限りは。それがうまい人もいれば、苦手でどうして生きてるんだろうと考えてしまう人もいると思う。自分を愛せる人生を送れたらいいな。

  • ちいこ

    胸が苦しくなるくらい、優しい優しいお話でした。

  • ふわりん

    中山さんの描く人たちは優しくて気を遣い過ぎていつもしんどい思いをしてる、私はその気持ちがよくわかるから中山さんの本に惹かれるんだと思う。臆病なもも子さんが恐る恐る踏み出した一歩のあとおしをしたのは、夢の中の魔女だった。少しずつ自分色が見えてきたもも子さんだけど、何かを変えるのは小さなことでもとても勇気が要ると思う。さてもも子さんをあとおししたその魔女の正体は?絵と言葉がピッタリな雰囲気で、ふわふわと優しくて可愛い。色遣いもとても綺麗なので目も喜んでた。中山さんの大人の絵本のような一冊にまた会いたいと思う。

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