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ISBN 10 : 4472404680
Content Description
心とは何か。精神疾患はどこまで解明されたのか。脳神経生物学や精神療法、臨床哲学、科学哲学、実存哲学の専門家が、最先端の研究成果を交えて論じる。
目次 : 第1部 精神医学の現場から(精神疾患の生物学的研究の課題/ 精神医学とは何か―統合失調症を通して考える「脳とこころと生活」の医学/ 認知行動療法家は何をしているのか/ 精神療法は精神医学の方法論について何を語るか―精神医学基礎論(Philosophy of Psychiatry)の観点から/ 精神医学と治療のアポリア/ 子供の死における想像上の過去―助産師Bさんの語りから/ 現代精神医学における正常/異常概念の検討)/ 第2部 精神医学の哲学(妄想と合理性/ 医療の科学化と精神医学/ 精神病理学者ヤスパースから見たヘルダーリンとファン・ゴッホ―精神疾患における人間存在の「深淵性」/ “不安”と「不安障害」/ 発達障害と脳科学―教育にとって何ができるのか/ 「精神障害の診断・統計マニュアル」(DSM)と医学モデル)/ 第3部 座談会 精神医学と哲学の出会い
【著者紹介】
中山剛史 : 1963年、東京都生まれ。早稲田大学大学院文学研究科哲学専攻博士後期課程単位取得退学。玉川大学文学部専任講師を経て、同学部人間学科准教授
信原幸弘 : 1954年、兵庫県生まれ。東京大学大学院理学系研究科科学史・科学基礎論専攻博士課程単位取得退学。関東学院大学専任講師等を経て、東京大学大学院総合文化研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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