Books

わからない世界と向き合うために ちくまプリマー新書

中屋敷均

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784480684714
ISBN 10 : 4480684719
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2024
Japan

Content Description

この世は思いもよらないことが起きる。確率通りには物事は進まないし、予測しコントロールすることも難しい。それでも自分を見失わないため心構えを届けたい

【著者紹介】
中屋敷均 : 1964年、福岡県生まれ。1987年京都大学農学部卒業。博士(農学)。現在、神戸大学大学院農学研究科教授(細胞機能構造学)。専門分野は、植物や糸状菌を材料にした染色体外因子(ウイルスやトランスポゾン)の研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • よっち

    この世は思いもよらないことが起きる。理屈通りに物事は進まないし、予測もコントロールも難しい…。自分を偽らず、生き生きとした人生を送るために大切な心構えを伝える一冊。リスクのない選択をしたいと思うようになると何も選べなくなってしまう、自分で選択した選択をベストにするよう生きていく覚悟が肝要で、評価の俎上に載せられることを忌避する思いに対する数値評価の客観性、生物は環境に対してある程度慣れを持ちやすいこと、歴史や科学も意識しながら、そういう中でベターな選択を意識してきた著者さんの生き方がなかなか印象的でした。

  • まゆまゆ

    科学の力も及ばない、先を見通せず自分の思い通りにならないこの世界にどう向き合っていくかを語るエッセイ風の内容。見えないものと向き合うことにこそ生きている意味があるのでは。どんな選択をしても、それに伴うリスクが必ず存在する。絶対正しい選択などないのだから、恐怖に耐え自分の責任で選んだ何かをベストにするように生きていく覚悟を持て。

  • みさと

    この世には「わからないこと」や「自分がコントロールできないこと」が多くあるが、それもこの世界の重要な一部。そして「絶対に正しいこと」もない。その中でどう生きていくかを語る老生物学者のエッセイ。リスクをゼロにすることはできず何も正解がない。かといって自分で選択することをせず他人に委ねてしまえば、支配されてしまう。ではどうする?生物学者らしく生物のあり方から手がかりを探る。その視点がユニーク。転校後、今に至るまで会うことができなくなったこども時代の親友と野山を駆けずり回った思い出は、読んでいて胸が熱くなる。

  • トト

    サイコロのように何が出るかわからない世界を生き抜く為、リスクとベネフィットを天秤にかけ、自分の判断でベターな選択をする、ことについて実体験と科学的見地から語ったエッセイ。具体的な指針があるわけでないが、単純な勝ち負け以外の大切さについて、優しく伝えてくれる。冒険心溢れ優しく平和的な種族が、戦闘的で組織的な種族に駆逐されてきた人類史の中で、生き残った数少ない縄文人の特性を継ぐ日本人のルーツの話とか、嘘を付くことの善し悪しとか、ルールを守るべきか否か・・・。とにかく読後にちょっと前向きになれる本です。

  • haru

    生きていく上で本当に大切にすべきものはなんなのかを考えさせてくれる本。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items