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なぜかミスをしない人の思考法 知的生きかた文庫

中尾政之

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784837982333
ISBN 10 : 4837982336
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2013
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

人間は必ず失敗する。それも性懲りもなく、同じような失敗を繰り返す。しかし、自分のミスをきちんと知識化、教訓化することがミスの再発を防ぐだけでなく、逆にミスしないようなスキルやノウハウを積み上げる。そして、それが質の高い仕事をするための絶好のチャンスに変わる。すべては、「仕組み」で解決できる!

目次 : 1章 ミスをしない人の「基本ルール」―失敗の発生源を知っておく(教訓の法則 人の失敗は「最高の教科書」になる―気乗りしない報告ほど、重要度が高い/ 油断の法則 「大丈夫」と思ったときこそ、丁寧に動く―「失敗の3悪人」をどう追放するか ほか)/ 2章 致命的なミスを先回りして防ぐ方法―この“サイン”を見逃すな!(予兆の法則 「まさか!」を芽のうちに摘み取る―「最初の予兆に気づく」カギ/ 自信過剰の法則 自分勝手な“カイゼン”命取りになる―マニュアルの意味を理解できているか ほか)/ 3章 ピンチで力を発揮する人の条件―起きてしまったミスへの最善策(リーダーの法則 非常時に、「人の上に立つ器」が試される―江戸時代にあった「失敗学」の書/ 誠意の法則 “逃げも隠れも嘘もない”姿勢を示す―いざというとき、喜んで犠牲を払えるか ほか)/ 4章 ミスを将来の財産にする考え方―できる人は、転んでもただで起きない(試行錯誤の法則 常識にしがみつくと、本質を見失う―「現場」×「データ」で分析する/ 一極集中の法則 “イチかバチか”のギャンブルに乗らない―“世界一の営業マン”の思考法 ほか)/ 5章 ミスの起こらない「仕組み」をつくる―失敗の芽を元から絶つ!(構造の法則 “マニュアル”はいつも破られるためにある―「精神論」だけでミスはなくならない/ 過剰適応の法則 成功事例を追いかけると、かえって危険―“天の邪鬼”発想をするメリット ほか)

【著者紹介】
中尾政之 : 東京大学大学院工学系研究科教授・博士(工学)。1983年、東京大学大学院工学系研究科修士課程修了後、日立金属(株)に入社、磁性材料研究所に勤務。1989年、HMT Technology Corp.(米国カリフォルニア州)に出向し、磁気ディスク生産設備の立ち上げに従事。1992年より東京大学工学部助教授、2001年より現職。ナノ・マイクロ加工、加工の知能化、科学器械の微細化などの生産技術に関する研究に従事すると同時に、失敗学のエキスパートとしてテレビや新聞などのメディアでも活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • izumi

    忘れたころに発生する作業ミスやクレーム。悩ましい問題ですが、その都度チーム内で原因分析と再発防止策の検討をしてみてはいるものの、内心はミスをした人のせいだと思っていました。ですが、この本を読んで、管理者や周りが心がけるべきことが多々あることが良くわかりました。私には欠けていることだらけだったので、これらを覚えておくだけでも大分違ってくるのではと思います。最後の「失敗学の目的は成功すること」には納得。ミスをしないことが目的となっては本末転倒ですものね。

  • わたなべたけし

    失敗学の見地から、失敗の要因を体系立て、その対応策を20の法則として纏めた内容。有名な社会的な事件を事例として、大変分かりやすく書かれている。 最も重要なことは如何にして資産とするか?ということ。失敗を起こさないようにすることも大事であるが、起こった時にどれだけポジティブに捉えることができるか?この重要さがよく理解できた。

  • ステビア

    ミスをしたら「奢らず、隠さず、わが身を正せ」。失敗はみんなで共有して、原因を断つ。下手な自信や油断は禁物。最悪の自体を想定することも大切だ。

  • hanagon44

    ”失敗は情報であり、知識であり、知恵である”という言葉が根幹にあり、情報として知識として知恵として引き出す意識をもち、行動するためにすべき事柄の一般論が述べられている。歴史的に有名なミスの事例を豊富に示してあり、とても興味深かった。これを読んで即対応できるようになるわけではないが、意識を変えるきっかけにはなると思う。ミスをしてはいけないというがんじがらめの縛りではなく、ミスをしても次に生かそうと前向きな努力を心がけることで変な緊張感から解放され、よりよい行動をする余裕もうまれてくると思うので実践したい。

  • 奏市

    新しい部署へ異動の引継を受けている頃、覚え悪くミスが多くて自身に嘆いていた時、本屋で目にして即購入してみた。目新しい事はあまり書いてないが、よくありがちなミスを防ぐための対策がまとめて載っており、意識改善、取組み方の再チェックとして最適な本だった。過去の有名な事故や日常での著者自身のミスを例示してあり、説得力ある。当たり前だが「仕事は慎重すぎるくらいがいい」。肝に銘じておきたい。「失敗を憎んで人を憎まず」先日読んだ『ハーバード流交渉術』と通じる。個人攻撃せず、問題やそれが起こる仕組みにフォーカスしたい。

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