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検事の矜持

中尾巧

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784120056338
ISBN 10 : 4120056333
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
中尾巧 ,  

Content Description

司法の世界で、検事は何を考え、いかに行動し、真実を探るのか―その思考と行動論理を綴る。長年の経験を基にした元検事長のエッセイ集。趣味・紀行のエッセイも収録。

目次 : 第1章 捜査の原点(自白を疑え/ 被疑者の弁解 ほか)/ 第2章 検事の実像(募金詐欺/ 割引国債 ほか)/ 第3章 事件と時運(時運/ 質問主意書 ほか)/ 第4章 法と裁判(無罪判決/ 被告人の嘘 ほか)

【著者紹介】
中尾巧 : 弁護士(弁護士法人淀屋橋・山上合同顧問)。1972年東京地検検事任官。法務省訟務局租税訟務課長、大阪地検特捜部副部長・刑事部長、大阪高検刑事部長、大阪地検次席検事、金沢地検検事正、法務省入国管理局長、大阪高検次席検事、大阪地検検事正、札幌・名古屋・大阪各高検検事長等を歴任。2010年弁護士登録後、上場企業の社外役員や法律顧問、公益財団法人入管協会理事、国立大学法人神戸大学理事などを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • GOTI

    ★札幌、名古屋、大阪の各検事長を歴任した著者が自身の係わった事件を扱ったエッセイとのことで期待が大きかった。残念ながら地方で起こった小さな贈収賄事件が中心でした。そもそも「検事はその時」を加筆、修正を施し増補、改題したものとのことでしたが、「死刑か無期懲役か」の冒頭186P「富山で交番勤務中の警官を刺殺し、奪った拳銃で警備員を刺殺」?これはないですよね。校正担当の方もしっかりしてほしいと思いました。

  • お抹茶

    元検事が,担当した事件を振り返って,検事としての心掛けを述べていく。知能犯のケースが多い。文章に無駄がなく,泰然とした感じを受ける。一見,立件が難しそうなケースでも,「易きに付く」ことなく,事案の実態に即して適切な事件処理を行うのが検事。虚偽の求人で集めたアルバイトに街頭募金で集めさせた金を個人的な用途に使った事件では,保護法益である被害者一人ごとに犯罪が成立する詐欺罪を,一連の募金活動を一体のもとして被害も被害者全体で考えることにより,一つの詐欺罪として評価した。著書が描いたと思しき風景画も味がある。

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