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精神科臨床を始める人のために 精神科臨床診断の方法

中安信夫

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784791106202
ISBN 10 : 4791106202
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2007
Japan

Content Description

精神科臨床に長年携わってきた著者が、若手医師、研修医、医学生に向けて、精神科臨床における診立ての方法、プロセスを詳細に解説。初診での基礎情報の集め方、状態像の特定法や記載例など豊富な内容が満載。

目次 : 第1章 精神医学における臨床診断のあり方(臨床診断とは仮説設定である/ 臨床診断は予見と「疑見」を含むものでなければならない/ 臨床診断は「治療の成否」によって検証される)/ 第2章 精神科臨床診断のための基礎情報(年齢、性別、職業/ 主訴と受診動機(患者)and/or来院理由(同伴者)/ 現病歴 ほか)/ 第3章 精神科臨床診断の要としての状態像診断(精神科臨床診断の要は状態像の特定にある/ 状態像診断/ 状態像記載の実際例)

【著者紹介】
中安信夫 : 昭和24年山口県宇部市に生まれる。昭和50年東京大学医学部医学科卒業、精神医学教室に入局。昭和59年群馬大学医学部神経精神医学教室・講師。昭和63年東京都精神医学総合研究所社会精神医学研究部門・副参事研究員。平成3年東京大学医学部精神医学講座(現大学院医学系研究科精神医学分野)・助教授。専攻は臨床精神医学、精神病理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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  • 真名

    臨床診断は仮説設定であり、治療の成否、予測した経過を辿るかによって検証される。 主訴と受診動機の違い。 診察の際は、主訴と現病歴を聞きつつ、身だしなみや表情などの「表出」、患者の内的世界である「体験」、診察場面や日常生活の「行動」から、「状態像」を特定する。 母語である日本語を用い、患者の表現にできるだけ忠実にカルテを取る。

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