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カレー記念日 中公文庫

中央公論新社

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784122075924
ISBN 10 : 4122075920
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

最後の晩餐は、カレーライスに西瓜を一片、それに冷たいコップの水一杯と決めていたのだ――(「私的カレー雑考」安西水丸より)。
千差万別、誰もが自分だけの「あの味」をもつ、日本の国民食「カレーライス」。
豪華作家陣が甘くて辛い思い出を綴るエッセイアンソロジー! (カバーイラスト&挿絵 CURRYKKO)

【目次より抜粋】
・浅田次郎「華麗なるカレー」
・嵐山光三郎「カレーは家庭のドラマである」
・安西水丸「私的カレー雑考」
・須賀しのぶ「ちくわはシーフードに入りますか?」
・辻村深月「初めてのカツカレー」
・中島京子「共栄堂・6時。」
・水野仁輔「黄色くないカレーの謎」
・穂村弘「「どっちかカレー」現象」
(順不同)

Customer Reviews

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Karl Heintz Schneider

    名だたる作家たちがそれぞれのカレー愛を語る。有名なカレー店や海外の本場的な店も出てくるが、心に残ったのは家庭のカレーを語った話。「カレーは家庭のドラマである」「ゴールデンカレーの晩餐」「ザ・国民的日本食」タイトルを見ただけで中身が想像できてしまう。昭和30〜40年代、カレーはごちそうだった。家に帰ってカレーの匂いがすると心が躍った。ニンジン・ジャガイモがゴロゴロ入ったカレー、味が染みてコクが出てきた二日目のカレー、カレーというとそんな思い出ばかりだ。

  • ひさか

    2024年12月中公文庫刊。カレーをテーマにしたエッセイ、座談会22編。こだわり、思い出、種類等々カレーにまつわる多彩な話が面白い。あまりの多彩さにほとんどが頭からこぼれてしまった。

  • よこたん

    “夕暮れどき、よその家の台所からカレーの匂いが漂ってくると、その家の子となってカレーを食べたいと思った。カレーは人さらいの味がする。食べる者をひきずりこんでしまう黄金の沼といった妖しさもある。(嵐山光三郎)” カレーの匂いは、確かに人を惑わせるよね。ほんのり漂う匂いだけで「あ、カレーだ」と瞬時に判明する、数少ない食べ物ではないだろうか。たとえ同じ材料で作っても、作り手の数だけ味わいが違ってくるカレーの思い出は数限りない。とてもワクワクする、エッセイアンソロジーだった。バスセンターのカレーが食べたい。

  • Shoji

    20名の作家さんによるカレーにまつわるエッセイです。様々なお話が綴られています。楽しい一冊でした。私にもカレーの思い出は沢山あります。キャンプやゲレンデ食といえばカレーでした。今となっては叶わぬ想いとなってしまいましたが、「おかんカレー」をもう一度だけ食べたいな。そんなことを思わせる一冊でした。

  • りぃぃ

    カレーってだいたいの人は好きだけど、それぞれ好きなテイストが違って面白い!!可能性が無限大な感じが尚いい!! 我慢できなくて、最近お気に入りの南インドカレー屋さんでランチして、夕食にも牛スジカレー作って幸せな日。

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