中園孔二 ソウルメイト

丸亀市猪熊弦一郎現代美術館で2023年6月18日より開催中の展覧会「中園孔二　ソウルメイト」の公式カタログ。同展は、卓越した絵画のセンスを持ちながらも25歳の若さで亡くなった中園孔二の過去最大規模の個展として、彼が最後を過ごした香川県において開催される。本書には、出品作品のカラー図版や展覧会場でのインスタレーション風景などふんだんにビジュアル資料を掲載するとともに、作品解説や論考など、中園孔二の表現を読み解くための資料も所収。日英バイリンガル。


《著者情報》
中園孔二（ナカゾノコウジ）
1989年、神奈川県横浜市に生まれる。2012年、東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻卒業。2015年、香川県瀬戸内海沖にて消息不明となり他界。主な個展に「中園孔二展」（小山登美夫ギャラリー・東京、2013年）、「中園孔二展 外縁?見てみたかった景色」（横須賀美術館・神奈川、2018年）、主なグループ展に｢絵画の在りか｣（東京オペラシティアートギャラリー・東京、2014年）、「NEW VISION SAITAMA 5 迫り出す身体」（埼玉県立近代美術館・埼玉、2016年）、「Japanorama: New Vision of JAPAN from 1970」（ポンピドゥー・センター・メス、フランス、2017年）などがある。