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フィードバック入門 耳の痛いことを伝えて部下と職場を立て直す技術 Phpビジネス新書

中原淳

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784569832906
ISBN 10 : 4569832903
Format
Books
Publisher
PHP
Release Date
February/2017
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
中原淳 ,  

Content Description

年上の部下、育たない若手…多様化する職場の人材に対応できず、部下育成がおろそかになっている現代のマネジャーたち。そんな悩みを解決する、日本の企業ではあまり知られていない人材育成法、それが「フィードバック」。「成果のあがらない部下に、耳の痛いことを伝えて仕事を立て直すこと」と定義されるこの部下指導の技術について、基本理論から実践的ノウハウまでを余すことなく収録。「フィードバック」の入門書にして決定版の1冊。

目次 : 第1章 なぜ、あなたの部下は育ってくれないのか?(日本のマネジャーが疲労している原因は「部下育成」にあり/ 「昔の上司は人を育てるのがうまかった」は本当か? ほか)/ 第2章 部下育成を支える基礎理論フィードバックの技術 基本編(部下育成の基礎理論:「経験軸」と「ピープル軸」で考える/ 経験軸―部下に適切な業務経験を与えているか? ほか)/ 第3章 フィードバックの技術 実践編(チェックポイント1.あなたは、相手としっかりと向き合っているか?/ チェックポイント2.あなたは、ロジカルに事実を通知できているか? ほか)/ 第4章 タイプ&シチュエーション別フィードバックQ&A(すぐに激昂してしまう「逆ギレ」タイプ/ 何を言っても黙り込む「お地蔵さん」タイプ ほか)/ 第5章 マネジャー自身も成長する!自己フィードバック・トレーニング(フィードバックの実力をつける二つのポイント/ 「模擬フィードバック」で、自分のフィードバックを客観的に観察 ほか)

【著者紹介】
中原淳 : 東京大学大学総合教育研究センター准教授。1975年、北海道旭川市生まれ。東京大学教育学部卒業、大阪大学大学院人間科学研究科、メディア教育開発センター(現・放送大学)、米国・マサチューセッツ工科大学客員研究員等をへて、2006年より現職。「大人の学びを科学する」をテーマに、企業・組織における人材育成・リーダーシップ開発について研究している。専門は経営学習論・人的資源開発論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • Kentaro

    すべてのフィードバックの起点は、本人がどうなりたいかにあるという。ついつい、私たちはフィードバックをする際、「ああなってほしい」「こうなってもらわなければならない」という風に、自分の「なってほしい像」を部下に提示することにやっきになる。そして「部下自身が、どのように思っているのか」を忘れがちです。  そこに「部下のなりたい姿」という「媒介項」をさしはさむことで、部下との円滑な対話を可能にしていると感じ、部下自身に「自分のなりたい姿」を、あらかじめ言わせることで、それに近づくための方法を一緒に考えるのです。

  • hatayan

    「フィードバック」とは、部下に仕事のパフォーマンスをきちんと伝えたうえで、今後のあり方をともに考えていくこと。「ティーチング」と「コーチング」のいいとこ取り。年上の部下や中途採用者などが増え以前の手法では人が育ちにくくなったため生まれた概念とされます。 管理職の仕事は、組織と個人を良くしていくこと。部下に正しく指摘するには複数の角度から当人を観察して情報の収集を欠かさず、互いに共通の理解が得られるまで時間をかけて対話すること。 職場でのやりとりを想像しながら読むことで納得感が高まる一冊です。

  • なっぱaaua

    人に薦められて。そもそもフィードバックの本は少ないですね。その入門書になります。分かり易く書かれているので、読み易く理解し易いのではないでしょうか。事例のようにとっさにその文言が出てくるとは限りませんが、事前準備として覚えていて損は無いと思います。いつもこの様にやっているよという人もいるでしょうが、改めてコミュニケーションの大切さを理解することが出来る一冊ですね。

  • よっち

    年上の部下、育たない若手…現代のマネジャーたちの多様化する職場の人材や部下育成の悩みを解決するフィードバックの基礎理論から実践的ノウハウまでを余すことなく解説した1冊。職場環境が変わり積み上げもないままプレイングマネジャーとして実績を求められ、部下を指導する時間がない日本のマネージャーの現状。心を通わせるのが難しい若手社員、多様化する部下、働かないおじさんに、経験軸とピープル軸という2つの軸からアプローチするフィードバックの方法を解説していて、ポイントを押さえた豊富な事例もあってイメージしやすかったです。

  • ダイスケ

    Audibleで読了。コーチングに関する本はたくさんあるが、フィードバックをどのようにするのかを具体的な事例を入れて説明している。上手くいった事例は丁寧な事実確認と相手のことを考えた上で実施していることが確認できた。

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