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詩集「山羊の歌」より 立東舎 乙女の本棚

中原中也

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784845637638
ISBN 10 : 4845637634
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

目次 : 30歳でこの世を去った詩人による生前に刊行された唯一の詩集。 / 中原中也の名作が、アンティークのような不思議な魅力を放つイラストで話題の / 大人気イラストレーター、まくらくらまによって、鮮やかに現代リミックス。 / [全イラスト 描き下ろし]

【著者紹介】
中原中也 : 明治40年(1907年)山口県生まれ。東京外国語学校専修科仏語部修了。30歳で亡くなるまでに350篇以上の詩を残し、ランボオなどの翻訳も手がけた

まくらくらま : 3月26日生まれの作家。ヨーロッパアンティークが好き。デジタルだけでなく、油絵等のアナログ画材も併用し作品をつくっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 旅するランナー

    やはり「サーカス」の、"幾時代かがありまして 茶色い戦争がありました 幾時代かがありまして 冬は疾風吹きました ゆあーん ゆよーん ゆやゆよん"が圧倒的です。私はすべての用件を忘れ、この時ばかりはゆるやかに作品を熟読翫味しました。だが、まくらくらまさんによる、シュールでゴシックで不気味な絵の方が強烈で、相対的に中原中也の詩が入りこぬ寂寞がありました。

  • kinkin

    若い頃読んだ記憶があるのだが今読んでみると詩がわからない脳になってしまっている。詩だから感じればいいのだけれど、その感じることも鈍くなってきたようだ。年を重ねるのと詩や絵を感じることが薄れるのはふつうのコトなのだろうか?挿絵がいいなあ。図書館本

  • Comit

    県立図書〜「乙女の本棚」〜中原中也×まくらくらま〜〜感傷的に、そして感情的に、世の中に対する無常、失望、厭世が伝わってくる詩集。この『山羊の歌』に含まれる「よごれちまった悲しみに…」というフレーズから始まる詩は、誰もがどこかで耳にした事の詩だと思う。どこかノスタルジックな中原中也の詩と、まくらくらまさんのアンティーク調なイラストの組み合わせがいい塩梅👌✨

  • たまきら

    まったくこのシリーズの編集者ったら…わかってるわねえ。私も傾倒しましたよ、このろくでなしの言葉。中学生ごろよく読んでたし、自分でイラストつけたりしましたよ。私と同じようなことをした人が製作スタッフにいそう。「黒猫」ですっかりこのイラストレーターさんが好きになったので、世界観を満喫しました。そう、この真夜中のサーカス感!オカンは楽しみましたが、娘は震え上がっていました。うんうん、怖いよね〜ケケケ。

  • gtn

    「サーカス」の詩。「茶色い戦争」のさなか訪れたサーカスで観る空中ブランコ。屋外は真っ暗。ただ、ブランコが「ゆあーん ゆよーん ゆやゆよん」と揺れる。非現実感、後ろめたさ、夢うつつ。いろんなフレーズが思い浮かぶ。

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