Product Details
ISBN 10 : 4140912170
Content Description
政権を奪還し、憲法の改正や解釈見直しへと向かう自民党。激しい派閥抗争や利益誘導政治といった自民党らしさは、もはや過去のものになりつつある。いかにリベラル派は衰退し、右派が主導権を握ったのか。なぜ多元性が失われ、一枚岩化が進んだのか。自主憲法の制定、小選挙区制の導入、総裁選挙の改革など、理念と組織をめぐる路線対立を結党までさかのぼり、資料の緻密な読み込みに基づいてダイナミックに描き出す。現在に至る戦後日本政治に新たなイメージを与える力作。
目次 : 第1章 党近代化と小選挙区制導入の試み(岸信介と小選挙区法案の挫析/ 三木武夫と党近代化の失敗/ 田中角栄と小選挙区制の再挫折)/ 第2章 総裁予備選挙の実現と日本型多元主義(三木・福田と総裁予備選挙の導入/ 香山健一と日本型多元主義の台頭/ 大平・中曽根と日本型多元主義の隆盛)/ 第3章 政治改革と自社さ政権(小選挙区制の再浮上と小沢一郎/ 政治改革の実現と日本型多元主義の敗北/ 自社さ政権とリベラル派の優位)/ 第4章 二大政党化と自民党の右傾化(リベラル派の凋落と「加藤の乱」/ 小泉純一郎と新自由主義的改革/ 安倍晋三と右傾化の進展)
Customer Reviews
Book Meter Reviews
こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。
powered by
勝浩1958
読了日:2015/09/05
coolflat
読了日:2014/08/18
てれまこし
読了日:2020/01/06
makio37
読了日:2014/09/07
わび
読了日:2020/08/17
(外部サイト)に移動します
Recommend Items
Feedback
Missing or incorrect information?
Product information of this page .