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元素は語る -考古化学で読む元素図鑑-ワニブックスplus新書

中井泉

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784847066436
ISBN 10 : 484706643X
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
中井泉 ,  

Content Description

元素という教養は一生ものの武器!
古代文化財の謎を解く!文系こそ読んで楽しい元素図鑑

■考古学と化学を結びつける元素            
■「物質史」という考え方?
■日本人が発見し命名した元素 ニホニウム
■先史時代の壁画で黒の顔料になったMn(マンガン)
■医療に役立つ人類初の人工元素Tc(テクネチウム)
■Na(ナトリウム)はミイラの防腐剤になる
■印象派の画家に愛された黄色顔料Cd(カドミウム)
■ゴッホが愛した元素はCr(クロム)
■宝石の「色」を作り出すヒミツ!?
■人類最古の合成顔料はCu(銅)から!?
■金より高価な鉄が存在した!
■古代人は野菜(K)でガラスを作る!?

本書は、たんに元素の性質などを紹介するだけでなく、元素そのものの美しい写真や用
例の写真を掲載するとともに、わたしの研究テーマのひとつでもある美術や考古学、ある
いは環境科学といった視座からも元素を解説し、最新の研究成果も盛り込みました。気に
なる元素だけ拾い読みいただくもよし、写真をご覧になって、興味を引いた元素から読ん
でいただくのも歓迎です。それでは、美しくて奥が深い元素の世界をご堪能ください(はじめにより

●我々は元素の中で生きており、元素という教養は一生ものの武器
我々は元素の中で生きており、元素図鑑は人生のガイドブック


中井 泉(なかい いずみ)
1953年、東京生まれ、化学者。東京教育大学理学部化学料卒業、筑波大学大学院化学研究科博士課程修了。理学博士(筑波大学)。東京理科大学名誉教授。同学理学部応用化学科教授、グリーン&セーフティ研究センター長等を歴任。前日本ガラス工芸学会会長。ポータブル分析装置を使って、エジプト、トルコなど世界の考古遺跡・博物館で文化財をその場で分析し、物質史の解読を行う。その他、分析化学、鑑識科学、結晶化学、鉱物科学など多岐にわたる研究を展開。周期表のすべての元素を研究対象とする。おもな著書に『蛍光X線分析の実際第2版』(朝倉書店、2016年)など。

【著者紹介】
中井泉 : 1953年、東京生まれ、化学者。東京教育大学理学部化学科卒業、筑波大学大学院化学研究科博士課程修了。理学博士(筑波大学)。東京理科大学名誉教授。同学理学部応用化学科教授、グリーン&セーフティ研究センター長等を歴任。前日本ガラス工芸学会会長。ポータブル分析装置を使って、エジプト、トルコなど世界の考古遺跡・博物館で文化財をその場で分析し、物質史の解読を行う。その他、分析化学、鑑識科学、結晶化学、鉱物科学など多岐にわたる研究を展開(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • みかん。

    美術史。ラピスラズリ、エジプシャンブルー、赤鉄鉱、炭、石黄、ハンタイト。考古化学。

  • takao

    良書

  • kaz

    元素に関する写真が綺麗で楽しいのだが、後半は見た目がほとんど同じ。図書館の内容紹介は『日本人が発見した「ニホニウム」、古代ガラスと元素の関係…。最新の研究成果を盛り込み、美術や考古学などの視座から元素を解説。また、118の元素の性質を、元素そのものの美しい写真や用例の写真とともに紹介する』。

  • しょうゆ

    考古化学で読む元素図鑑、というサブタイトルがついている通り、美術品や壁画などを通して元素を紹介している。古代ガラスや絵の具にこんなものが含まれているのか!と驚きながら読んだ。理系の専門書ではないので、説明も平易で、きれいな写真が多いのも良かった。元素名の由来は意外とロマンがあって面白い。

  • あーさー

    コドモのころから完全な文系で、「元素」と聞いただけで“無理だな”と思ってしまう私に向いている一冊。中古で安かったから購入してみましたが、“とっかかり”としてイイ感じです。

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