Product Details
ISBN 10 : 477261477X
Content Description
就学前から小学生に見られる、DCD(発達性協調運動障害)の生活動作や学習でのつまずきの背景と支援の工夫をイラストで解説
「なわとびが飛べない」「字をマス目におさめられない」「運動が極端に苦手」
そのような子を大人は「なまけている」と思い込んで、ひたすら反復練習させていませんか。
もしかしたら、その子はDCD:Developmental Coordination Disorder(発達性協調運動障害)かもしれません。
就学前から小学生くらいに見られる不器用な子どもたちの生活動作や学習でのつまずきの背景を、
最新知識と対応とともに1冊にまとめ、イラストでていねいに解説しました。
目次
第1部 DCD にみられやすい 57の困り事と134 の支援のヒント
筆圧の調整
コンパス
リコーダー
ボールを投げる
縄とび
開脚とび
蝶々結び…など
第2部 DCDの子どもを理解し困り事を解決する45の知識
DCD の「脳機能」の問題ってどのようなことですか?
DCD は学習と関係しますか?
DCD はどのように診断されるのですか?
介入の際に気をつけることはありますか?
書字指導についてどうしたらいいでしょうか? …など
<著者情報>
●中井昭夫(ナカイアキオ)
著・文・その他、編集
中井昭夫(なかい・あきお)
医学博士、小児科専門医、子どものこころ専門医、公認心理師、臨床発達心理士
武庫川女子大学教育研究所/大学院 臨床教育学研究科/子ども発達科学研究センター教授
1986年福井医科大学卒業、1991年同大学院博士課程修了。福井医科大学小児科助教、福井県こども療育センター主任医長、福井大学子どものこころの発達研究センター特命准教授、兵庫県立子どもの睡眠と発達医療センター副センター長などを経て、2018年より現職。国際DCD研究・支援学会日本代表委員、日本赤ちゃん学会、日本子ども学会、日本発達神経科学会、NPO法人AOZORA福井の各理事、また、日本DCD学会を設立、その理事を務め大会長として2017年第1回学術集会を開催。DCDに関する主な著書に『発達障害児者支援とアセスメントのガイドライン』(2014金子書房)、『こどものリハビリテーション医学第3版-発達支援と療育-』(2017医学書院)『発達性協調運動障-不器用さのある子どもの理解と支援-』(2019金子書房)、『発達性協調運動障害(DCD)の理解と支援』(2019丸善出版:監修)など多数。
●若林秀昭(ワカバヤシヒデアキ)
著・文・その他
若林秀昭(わかばやし・ひであき)
作業療法士 兵庫県立リハビリテーション中央病院
1991年国立東名古屋病院附属リハビリテーション学院卒業、2011年兵庫教育大学大学院学校教育研究科修了。免許取得後、作業療法士として医療機関、青年海外協力隊、小児療育センター、作業療法士養成校に勤務しながら養護学校自立活動専任講師(非常勤)に従事、2008年より現職。
現在、兵庫県作業療法士会の活動として、特別支援教育における作業療法士の連携・協働について模索中。著書に『発達障害のリハビリテーション:多職種アプローチの実際』(2017医学書院:共著)『DVD発達性協調運動障害(DCD)の理解と支援』(2019丸善出版:出演・指導)など。
●春田大志(ハルタタイシ)
著・文・その他
春田大志(はるた・たいし)
理学療法士 京都府立宇治支援学校
2000年3月、京都大学医療技術短期大学部理学療法学科卒業後、京都府立学校の実習助手(内部専門家)として採用され、向日が丘養護学校にて11年間勤務。2010年の宇治支援学校開校準備室を経て、2011年より現在に至る。
特別支援学校では、特別支援教育ならびに自立活動の充実のために、肢体不自由や不器用さのある児童生徒の指導や支援、教員への助言を行っている。京都府理学療法士会の小児ネットワーク活動(2017年〜)や全国エデュケアハビリテーション研究会(2020年 代表理事)において、特別支援教育における理学療法士の役割や、医療・教育・福祉の連携について情報提供。共同研究に、Longitudinal change in muscle and fat thickness in children and adolescents with cerebral palsy (Dev Med Child Neurol 51(12))などがある。
●小野ひろみ(オノヒロミ)
イラスト
小野ひろみ
折れ線型自閉症男児の母。フリーのイラストレーター・漫画家として活動中。
【著者紹介】
中井昭夫 : 医学博士、小児科専門医、子どものこころ専門医、公認心理師、臨床発達心理士、小児精神神経学会認定医、日本小児科医会「子どもの心相談医」。武庫川女子大学教育研究所/大学院臨床教育学研究科/子ども発達科学研究センター教授。1986年福井医科大学を一期生として卒業。1991年同大学院博士課程修了。福井医科大学附属病院救急部助手、小児科助手・助教、福井県こども療育センター主任医長、福井大学「子どものこころの発達研究センター」特命准教授、兵庫県立リハビリテーション中央病院「子どもの睡眠と発達医療センター」副センター長などを経て、2018年より現職。この間、1998年から2年間カナダMcGill大学モントリオール神経研究所Brain Imaging Centre留学、脳内物質セロトニンとその脳機能画像研究を行う。国際DCD研究・支援学会(ISRA−DCD)日本代表委員、日本赤ちゃん学会理事、日本子ども学会理事、日本発達神経科学会理事、日本小児神経学会評議員、日本小児精神神経学会代議員、アジア・オセアニア小児神経学会終身会員、NPO法人AOZORA福井理事、一般社団法人 笑壺研(ETUBOLAB)理事を務める。また、日本DCD学会を設立し、その理事を務め、大会長として2017年に第1回学術集会を開催。日本小児精神神経学会(2013)、日本小児神経学会(2017)、日本LD学会(2017)、日本精神神経学会(2019)、においてDCDに関するシンポジウムを初めて開催、日本作業療法学会(2015)、日本ADHD学会(2017)、日本小児心身医学会(2017)、アジア・オセアニア小児神経学会(2012)、ASEAN小児科会議(2017)等での教育・特別・招待講演などを行う。DCDに関する研究や出版物に対し、福井大学医学部優秀論文賞、日本発育発達学会優秀研究賞、日本作業療法士協会奨励賞、日本自閉症スペクトラム学会実践研究賞、日本てんかん学会優秀ポスター賞、日本視聴覚協会優秀映像教材選奨最優秀作品賞(文部科学大臣賞)を受賞
若林秀昭 : 作業療法士。兵庫県立リハビリテーション中央病院。1991年国立東名古屋病院附属リハビリテーション学院卒業、2011年兵庫教育大学大学院学校教育研究科修了。免許取得後、作業療法士として医療機関、青年海外協力隊、小児療育センター、作業療法士養成校に勤務しながら養護学校自立活動専任講師(非常勤)に従事、2008年より現職。現在、兵庫県作業療法士会の活動として、特別支援教育における作業療法士の連携・協働について模索中
春田大志 : 理学療法士。京都府立宇治支援学校。2000年3月、京都大学医療技術短期大学部理学療法学科卒業後、京都府立学校の実習助手(内部専門家)として採用され、向日が丘養護学校にて11年間勤務。2010年の宇治支援学校開校準備室を経て、2011年より現在に至る。特別支援学校では、特別支援教育ならびに自立活動の充実のために、肢体不自由や不器用さのある児童生徒の指導や支援、教員への助言を行っている。京都府理学療法士会の小児ネットワーク活動(2017年〜)や全国エデュケアハビリテーション研究会(2020年代表理事)において、特別支援教育における理学療法士の役割や、医療・教育・福祉の連携について情報提供(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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れい
読了日:2022/07/01
ひろか
読了日:2022/04/01
river1031
読了日:2023/10/13
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