Books

歴史家の城歩き

中井均

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784862151582
ISBN 10 : 4862151582
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2016
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

合戦ゲームではつかめない城歩きをマジで楽しむコツ!

目次 : 城歩きの心得/ 1 実践 城の見方と考え方(山に住む城 置塩城/ 山に篭る城 由井城/ 本城と町づくり 滝山城/ 陣城の攻城戦 三木城攻めの陣城)/ 2 城の歴史に学ぶ(戦国時代と城の成立/ 織田・豊臣時代の城/ 近世の城と石垣/ 縄張りの設計者/ 杉山城再考/ 縄張り調査の未来)/ 3 成果と課題(縄張り図から歴史像へ/ 城郭の考古学的研究と活用)

【著者紹介】
中井均 : 1955年大阪府生れ。滋賀県立大学人間文化学部教授。専攻:中世考古学

齋藤慎一 : 1961年東京都生れ。公益財団法人東京都歴史文化財団江戸東京博物館学芸員。専攻:文献史学(中世史)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 六点

    城郭研究の大家による、激論が見所な一冊。

  • Kiyoshi Utsugi

    先日、小谷城のオフ会に参加した時に京極丸で偶然、中井先生がガイドを務められていた一行と出会って、この業界ではレジェンドの一人である中井先生を生で見たこともあって、早速図書館で借りて読んでみた次第。 @置塩城、A由井城、B滝山城、C三木城攻めの陣城を二人でまわって激論を繰り広げ、その夜には宿で引き続き激論を行った末に出来上がったもの。 昨日訪れた長野県の屋代城に少しだけ触れられていたのにはビックリ。 個人的に一番面白かったのは「杉山城再考」の章。奥が深いと改めて思いました。

  • Toska

    西国・考古の中井氏、東国・文献史学の齋藤氏という二大城郭研究者による対談がメイン。お互いに自分がよく知る城へ相手を招待し、ホスト然として案内して回っているのが面白い。楽しそう。一口に戦国の城と言っても、地域による個性の差は相当なものであることが分かった。山城での居住を前提とした西国、城は戦時にしか使わない東国。東北や九州など他地域についても、綿密に調べれば色々なものが見えてくるのだろう。

  • スー

    城って本当に難しいですね。今までは角馬出しがあるから丸馬出しがあるからどこの大名家の物だとか枡形門があるからこの時代以降の物と言われていたのがそうではないとなるとどんどん難しくなる。西と東の違いが面白い。西の山城には住居スペースがあるが東の山城は戦う為の施設で大勢が籠る事ができない作り。東は館が拡大発展して本格的な城になる例があるが西にはない。山城と寺の区別が難しかったり城の中には信仰の対象の山に城を作る例もある。躑躅が崎館が豊臣系に仕分けられてたのに驚きました、聚楽第タイプなんですね。石垣が凄い。

  • 四不人

     これは良くある「城歩きのススメ」的な本かな〜と思い、スルーしてたが、別の本に紹介があったので読んでみたら、びっくり。個性の強い二人の対談をベースにしてるが、読者層をどう想定しているのか判んないくらい、濃い内容で、二人が吠えまくってる。語られる内容は「織豊系陣城の無意味な塁線の折れは、権威の象徴では」「枡形虎口は軍事というより格式」などとても刺激的。もちろん違和感があるとこもあるが、「閉塞状況」についての二人の危機感と研究への熱意が感じられる良い本。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items