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ISBN 10 : 4276226910
Content Description
没後50年を経て明かされた事実、死の間際に吐露した想い…。
日本のクラシック音楽界を世界レベルに引き上げた稀代の教育家、斎藤秀雄(1902-74)。1948年、吉田秀和、井口基成、柴田南雄らと「子供のための音楽教室」を設立(桐朋学園音楽部門開設に繋がる)。鬼教師と恐れられながらも小澤征爾をはじめとする世界的名演奏家を数多く輩出し、その教え子たちがサイトウ・キネン・オーケストラを結成。また、『指揮法教程』を著し、指揮の動きをメソッド化するという世界でも稀な偉業を成し遂げたレジェンドである。本書は、そんな斎藤秀雄の生き様を追って約130名に及ぶ関係者に話を聞き、日本エッセイスト・クラブ賞とミュージック・ペンクラブ賞を受賞した評伝『嬉遊曲、鳴りやまず――斎藤秀雄の生涯』(1996年)をもとに、新規取材を行い大幅加筆・再構成した新著。常に理想を追求し、執念にも近い情熱をもって音楽教育に力を注いだ氏の生き様を見事に描写した決定版!!
【著者紹介】
中丸美繪 : 慶應義塾大学文学部卒業。日本航空に5年ほど勤務し、東宝演劇部戯曲研究科を経て、1997年『嬉遊曲、鳴りやまず―斎藤秀雄の生涯』(新潮社)で第45回日本エッセイスト・クラブ賞と第9回ミュージック・ペンクラブ賞、2009年『オーケストラ、それは我なり―朝比奈隆四つの試練』(文藝春秋)で織田作之助賞大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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