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最期の火を灯す者 火葬場で働く僕の日常 バンブーエッセイセレクション

下駄華緒

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784801927957
ISBN 10 : 4801927955
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

1万人のご遺体を見送った男が明かす知られざる火葬の現場を描く!!

目次 : 今日から火葬場職員になりました/ 要注意のPありのご遺体/ ご遺体の焼き方/ 火葬中のニオイ/ 謎の女性スミダさん/ 知られざる骨の秘密/ 寿命が縮まる恐怖の火葬/ 火葬の夜に起きた不思議体験/ 感染症のご遺体の火葬/ 火葬場職員のミス/ 身寄りのないご遺体の火葬/ 水死されたご遺体の火葬/ あるはずのない骨/ 火葬場にまつわる都市伝説

【著者紹介】
下駄華緒 : 2018年、バンド『ぼくたちのいるところ。』のベーシストとしてユニバーサルミュージックよりデビュー。怪談最恐戦2019怪談最恐位。火葬場職員時代の経験を生かしたYouTubeチャンネル『火葬場奇談』が話題

蓮古田二郎 : 主な著書に『しあわせ団地』(講談社)がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 読特

    世の中は様々な職業があって成り立つもの。人生の最期を看取られたその後に来ること。誰もがいつかはお世話になる。笑顔ではできない仕事。求められるのは冷静さと優しさ。遺体と遺族の気持ちによりそうことも大切で、それなりの技術も必要。上焼きと下焼きの2つの焼き方。特に優劣があるわけではないという。スルメのように起きだす体。決して生き返ったわけではない。子供の火葬はやるせない。もっと生きれたはずの命。夢に現れる。水死体、感染症、どんな遺体でも尊厳を尊重する。想像以上に奥深い。避けられない人の死。敬意をもって接しよう。

  • ままこ

    はじめて知る火葬場の仕事内容は衝撃的。小窓を見ながら体勢を整える作業これはかなり大変そうだ。えっ!こんな現象も起こるんだと驚くことも。ご遺族とのやりとりも色々。〈生まれることも自然、生きることも自然〉ご遺体やご遺族に自然に寄り添う火葬場職員の思いやりのある視点で描かれている。グロさもあり怖いんだけど、読むと心が温かくなる。

  • あっか

    新刊。様々な職業があり様々なコミックエッセイがあるけれど火葬場のお話はそう言えば初!人生で必ず何度かお世話になるしそう言われれば実際どんなお仕事なんだろう?と気になりました。表紙からもっとおどろおどろしい話が多いかと思ったけど、驚きや初めて知ったこと、火葬場ではどんなことをしてどんな仕組みになっているのか?が分かりやすく読めながら普通に勉強になる1冊でした!中には火葬場ならでは?の少し不思議な話もあり。わたし達が助六とか食べている間に、裏側でこんなに頑張って頂いて有難い限り…スミダさんの正体を知りたい。

  • ニッポニア

    間違いなく面白いですね。死に寄り添う職場で、死ぬということ、人体の不思議、など見事驚かされました。出てくるキャラクター設定も、変な女がいたり、ベテランの示唆が素敵だったり、飽きずに一気読みです。以下メモ。遺体を焼いているとよく動き出し、それを鉄の棒で整えないといけない。ペースメーカーは爆発する。脳みその臭いは強烈。火葬場によく来るスミダさん。焼け具合を確認せず、生焼けのまま遺族の前に出してしまったミスはトラウマになりそう。

  • はつばあば

    朝からとんでもない本をと思われるでしょうが、曾祖母が亡くなったのは小学校の一年。その時はもう火葬場・・当時は焼き場と言いましたがついて行った覚えが。勘違いしてはいないかと確認したらやっぱり開設されていました。叔父が焼き場で焼いたら死んだ人が起き上がるんやで〜と。それ以来火葬場で焼かれるのが怖くて。田舎の祖父が亡くなったのは私が19才の時、信州の義兄が亡くなった時もまだ土葬でした。私も絶対土葬と思っていましたが・・生き埋めも怖い。もうこの歳になると両親も亡く・・最期の火を灯してくれる人によろしくと願わねば

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