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ISBN 10 : 4140912227
Content Description
かつて文明に程遠い周縁の地であったヨーロッパが武力によって世界を支配して以降、国際秩序に変化はない。彼らの飛躍的発展を可能にしたものは何か?フランク王国の統治システムから産業革命までを分析してヨーロッパ・アメリカ独特の行動特性をえぐり出し、そのダイナミックな展開として八世紀以降の歴史を描きなおす。初期条件としての封建制と人口分散が資本主義とサイエンスに与えた影響を解明して、歴史の基本構造を明快にとらえる挑戦的な試み!
目次 : 第1部 自生的・生態学的棲み分け―欧米の前提条件(ヨーロッパの古代―フランク王国とは何か/ 封建制と人口分散―権力と人口・都市(市場)の棲み分け/ サイエンスの誕生―富の棲み分けと職人たちの欲望/ 貨幣関係のネットワーク―資本主義はなぜ浸透したか/ ソ連と日本―欧米資本主義の変種)/ 第2部 能動的棲み分け―欧米を飛躍させた真因(キリスト教の変質―聖俗の棲み分け/ ナショナリズムの隆盛と時計の発達―空間・時間の棲み分け/ ナチスとアメリカの人種差別―人間の棲み分け/ ロシアとEUのゆくえ―ヨーロッパ化の限界)/ サイエンス・資本主義・能動的棲み分け―三つ巴のゆくえ
【著者紹介】
下田淳 : 1960年、埼玉県飯能市生まれ。青山学院大学文学部史学科卒業。同大学院、ドイツ・トリーア大学留学、東京都立大学助手、宇都宮大学助教授などを経て、宇都宮大学教授。博士(歴史学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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TheWho
読了日:2015/10/09
かんがく
読了日:2023/05/11
Y田
読了日:2022/02/13
むとうさん
読了日:2014/11/08
キリル
読了日:2014/11/03
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