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天網恢々アルケミー 前崎中央高校科学部の事件ファイル 創元推理文庫

下村智恵理

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784488414214
ISBN 10 : 4488414214
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2025
Japan

Content Description

高校二年の春、群馬県の前崎市の高校に転入してきた安井良。まだ学校になじんでいないある日、良は化学室の前で衝撃的なシーンを目撃する。制服の上に白衣を着込んだ金髪のギャルが、牛タンをアルコールランプで炙って食べているのだ。この強烈な出会いが、平穏に過ごしていたはずの良の学園生活を一変させる――。良と科学部の面々は、図書室の呪われた忌書事件、黄泉からの手紙、トンネルの悪霊など三つの謎を調査することに! 「東京創元社×カクヨム 学園ミステリ大賞」優秀賞受賞作。

【著者紹介】
下村智恵理 : 1987年生まれ。千葉大学大学院医学薬学府総合薬品科学専攻修了。『エンド・アステリズム なぜその機械と少年は彼女が不動で、宇宙の中心であると考えたか』で、第11回スーパーダッシュ小説新人賞優秀賞受賞。『天網恢々アルケミー』で「東京創元社×カクヨム学園ミステリ大賞」優秀賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 雪紫

    文系男子な転校生が遭遇したのは牛タンを焼く科学部の白衣ギャル。彼はその時から科学部メンバーとオカルトな謎解きに巻き込まれることに・・・。科学的知識を地道にリアルに謎を解く。チームワーク含めかなり楽しい謎解き。幽霊部員のおふたりさん。キミらホントに幽霊部員?なくらい科学部と探偵活動チームワーク凄いんだけど。しかし、妹の手紙、これまでの母親情報からやばそうな感あったから意外とソフトで安心・・・なのか?とりあえずチャールズパパとヨッシー先生は出来た大人。ズレとの塩梅含め。

  • ゆのん

    家庭の事情により転校してきた主人公。ヤンキーやギャルとは関わらず夢の共学で青春を謳歌したいと願うが、出会ったのは化学室で牛タンを焼く金髪女子高生。気弱な性格と女子の関わり皆無だった為に金髪ギャルに振り回される。一見怪奇現象と思われる事件を化学で解決していく学園物×日常ミステリ。化学部顧問や幽霊部員のキャラも良く、金髪ギャルの家庭事情なども気になり続編を是非書いて欲しい。化学が苦手な私には作中の実験等はかなり難しかったが主人公の心の声が面白く、令和の時代も学校の怪談が存在しているのも懐かしさがあった。

  • さっちゃん

    両親の離婚を機に、東京の男子校から群馬の共学校に転入した安井良。ある日、化学室で牛タンを焼く金髪ギャルと遭遇。それから良は、彼女の属する科学部の面々と共に、図書室の呪いの忌書、黄泉からの手紙、トンネルの悪霊と3つの事件に巻き込まれ、科学知識を使って謎を解いていく。/化学のうんちくも楽しめるライトな学園青春ミステリ。クセ強めの先生や友人達、科学部の部員、父と妹、そして化学愛あふれる押し強めの金髪ギャル。個性豊かなキャラ達が良の学園生活をかき回し、オカルト事件を科学的に解決するのが読んでいて楽しい。続編希望!

  • 芳樹

    群馬県のとある進学校の化学実験室で、白衣を着た金髪ギャル(理系ヒロイン)がアルコールランプで牛タンを焼く姿を見た東京からの転校生男子(文系主人公)が、彼女が所属する科学部に持ち込まれるオカルトじみた事件の解決に巻き込まれて行くお話し。とても面白かった。本作品は、登場人物たちの個性が魅力的なキャラものとしてだけでなく、作中で多用される「化学(chemistry)」を基盤としたトリックが、理論面でも実験面でもchemicalに理にかなっており、科学ものとしても秀逸なミステリでした。ぜひとも続編をお願いしたい。

  • よっち

    高校2年の春、群馬の進学校に転入した安井良が、化学室で牛タンを焼く白衣姿の金髪ギャル木暮珠理と遭遇する学園ミステリ。鮮烈な出会いを果たした彼女に脅されて人体実験に協力させられ、所属する科学部の面々とともに巻き込まていく図書室である本を手に取ると呪われる呪いの忌書、下駄箱に届く黄泉からの手紙、丑三つ時にまん中で手を叩くと憑かれるトンネルの悪霊。冒頭のインパクトが強烈過ぎましたが、意外と化学に真摯に向き合っていて、個性的なキャラたちと化学要素を上手く活かした日常の謎解きをしていくストーリーは面白かったですね。

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