Books

逆転正義

下村敦史

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784344041554
ISBN 10 : 4344041550
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2023
Japan

Content Description

『闇に香る嘘』『同姓同名』どんでん返しの名手が仕掛ける常識がひっくり返るエンタメミステリ短編集。SNSにも正義警察、正義中毒者が蔓延る現代ニッポン!どんでん返された回数が多ければ多いほどあなたの頭は凝り固まっている!

【著者紹介】
下村敦史 : 1981年京都府生まれ。2014年『闇に香る嘘』で江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。数々のミステリランキングで高評価を受ける。15年「死は朝、羽ばたく」がず本推理作家協会賞(短編部門)、16年『生還者』が日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)の候補になる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • starbro

    下村 敦史は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。 正義が逆転する連作短編集、オススメは、「見て見ぬふり」&「死は朝、羽ばたく」です。 しかし王様のブランチでも紹介された著者の自宅が凄い!!!🏘 https://www.suumocounter.jp/chumon/report/jitsurei/entry/2023/07/21/103000 https://www.gentosha.jp/series/gyakutenseigi

  • 青乃108号

    この作家の本は4冊目の読了になるんだな。短編集は初めてだけど。6編収録されてる短編は文字通り短くてサクッと読めるし、その気になれば一気読み出来そうな本だけど、1日1話ずつぐらいにしといた方がいいな。こちらとしてはどんでん返し前提で読むし、あーそういう事ねー、って解った途端に話、終わっちゃうでしょう、何かもう少し余韻があったらな…とか思っちゃう。どんでん返し主眼の短編に多くを望むのは野暮っちゅうもんかも知れませんが。俺は2日に分けて3話ずつ読んだんだけど何か疲れちゃって。どんでんどんでんで目が回っちゃって。

  • イアン

    ★★★★★★★★☆☆技巧に満ちた下村敦史の短編集。過去に人を殺めた後悔を胸に刑務所を出た中年男・奥村。その直後に出所者を強請る少年らに絡まれるが、奥村の正体は…(「死は朝、羽ばたく」)。著者が下村敦史、タイトルに「逆転」と来れば、もうトリッキーな展開しか予想できない。序盤に提示される正義が、状況が反転する驚きこそ本作の醍醐味なので、余計な詮索や深読みをせずに読みたい。人物描写は浅く相変わらずSNSへの(著者自身の)毛嫌いが透けてみえるが、「死は朝、羽ばたく」は短編として浪費するのが惜しいほどの良作だった。

  • hirokun

    星5 6つのエンタメミステリ短編。執筆の時期はさまざまであるようだが、どれも短い文章の中にどんでん返しが織り込まれており、非常に面白く読ませてもらった。 最近、ほかの作品でも感じたことだが、正義とは誰にとっての正義なのか?死刑の持つ意味とは?深く考えず、安易に自分の意見であるかのように錯覚したような暴論?こんなことを読み終わって考えさせられた。 本当に短編でありながら、良い作品を読ませてもらった。

  • いつでも母さん

    恐い怖い。何が正義か一瞬分からなくなる。イヤ‥とことん分からなくなってしまう。私の思う正義のなんと脆いことよ。6話そのどれもが「くぅ〜」となってしまうしんどさが良いのか悪いのか。好みはラストの『死は朝、羽ばたく』見て見ぬふりとか、逆に監視社会の正義中毒‥現代社会の沼にドンドン引きずり込まれる感じがする昨今、この先が不安でならないよ・・でも、お節介も過ぎるとなぁ(汗)この齢になっても正直塩梅が難しい。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items