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暗闇法廷

下村敦史

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784575248548
ISBN 10 : 4575248541
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2025
Japan

Content Description

全盲の依頼人
聞こえない証人
失語症の少女

前代未聞の裁判で
超絶どんでん返しがドカン!

『同姓同名』『逆転正義』驚天動地のトリックを連発する著者の衝撃ミステリー!

後天的な障害を抱える人々の支援をするNPO『天使の箱庭』の施設長が殺された。殺人の容疑者は全盲の入所者・美波優月。だが美波は、深夜に施設長に呼び出されて襲われたが殺してはいない、と主張している。弁護依頼を受けた刑事弁護人の竜ヶ崎恭介は絶対不利な状況のなか、真相解明のために奔走する。検察側証人は耳が聞こえず、弁護側からは喋れない少女が出廷。竜ヶ崎は無罪判決を勝ち取れるのか。法廷に待ち受ける奇跡の結末は!?

【著者紹介】
下村敦史 : 1981年、京都府生まれ。2014年『闇に香る嘘』で江戸川乱歩賞を受賞し、デビュー。一五年「死は朝、羽ばたく」が日本推理作家協会賞(短編部門)、一六年『生還者』が日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)の候補になる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • akiᵕ̈

    障害者施設の施設長が殺され、容疑者としてその場にいた全盲の入所者が捕まるも、無実を主張し続ける。深夜に呼び出され何故そこに行ったのか。ここから周囲の人たちの証言と、弁護側、検察側との凄まじい真実への追究が始まるが、中々無実にもっていくまでの真相が見えてこず、どう王手を指すのか読む手が止まらない。耳が聞こえない、喋れない人たちの証言も見ものであり、病気や障害が必ずしも目に見えるものばかりではないという投げかけも含めつつ、弁護側と検察側との駆け引きも見所で、真相は著者らしい仕掛けで、読み応え充分な一冊でした。

  • さこぽん

    被告人は全盲、二人の証人はそれぞれ聴覚障害者、失声症という前代未聞の裁判。全盲と言うだけで「何か仕掛けがあるなぁ」と勘繰ってしまう。デビュー作もそうだったしね。論争を重ねるなか事件の真実が判明して「え〜!!」 まったくの想像外だったから驚愕。してやられたけど楽しませてもらった。

  • らなん

    下村さん29冊目。2025年。後天的な障害を抱えた人が、リハビリや訓練をする施設で起こった事件の弁護人をすることになった竜ヶ崎。被告人は、交通事故が原因で、全盲になってしまった女性で、何かを隠している。明らかになった、真実にかなり驚いた。その上、法延劇が秀逸で、うまい具合に話を持っていくのだなと、感心してばかりでもあった。障害についての現実も、丁寧に説明されていて、勉強になった。

  • dokusho_st

    いつもの下村敦さんの作品に比べたらちょっぴり物足りなさを感じた部分はありました。 それは私自身が今読書に集中できる環境ではないからなのかそうでないのかは判断がつきにくいです。 もしかしたら元気になった時にもう一回読んでみたら意外と面白いと感じるのかもしれないです。

  • 黒子のバスケ

    ★★★☆☆ 容疑者・証人が障害者という法廷闘争。犯人は予想出来たが、まさかの展開が…。面白かった。

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