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世界の歴史 30

下斗米伸夫著

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784122053342
ISBN 10 : 412205334X
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2010
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

冷戦後、体制の解体と民主化に世界は揺れ動いた。グローバリズムの潮流と紛争が続く地域問題の間で、新世紀はどこへ向かうのか?核削減や軍縮・環境問題・情報化などの課題を踏まえ、現代の新たな指標を探る。

目次 : 1 ペレストロイカ・ソ連崩壊・ロシア/ 2 ヨーロッパ再生/ 3 地域再生と地域紛争/ 4 アジア社会主義の苦悩/ 5 韓国と台湾/ 6 東南アジア・ASEAN・APEC/ 7 アメリカの世紀は続くのか/ 8 国際組織の発展/ 9 模索する日本/ 10 二十一世紀の挑戦

【著者紹介】
下斗米伸夫著 : 1948年、北海道札幌市生まれ。71年、東京大学法学部卒業、78年、東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了。法学博士。モスクワ大学、バーミンガム大学留学、成蹊大学を経て、法政大学法学部教授。この間、ハーバード大学、ロシア科学アカデミー、LSEなどで研究。朝日新聞客員論説委員、日本国際政治学会理事長も務める。専攻はソ連政治史、冷戦史、ロシア政治

北岡伸一 : 1948年、奈良県生まれ。71年、東京大学法学部卒業、76年、東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了。法学博士。81〜83年、プリンストン大学国際問題研究所客員研究員。立教大学教授などを経て、東京大学大学院法学政治学研究科教授。2004〜06年、国連次席大使、2006年〜「日中歴史共同研究委員会」日本側座長、2009年〜「いわゆる『密約』問題に関する有識者委員会」座長などを務めた。主な著書に『清沢洌』(サントリー学芸賞)、『日米関係のリアリズム』(読売論壇賞)、『自民党』(吉野作造賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 佐島楓

    講義準備用にざっと読んだ。ヒトはどうしても争わずには生きていけない生物なのだろうかと暗澹たる気分になる。

  • coolflat

    前半は冷戦後の世界の歴史、後半は80年代後半〜90年代まで(中曽根〜小渕)の日本の歴史を扱っている。61頁。ペレストロイカは、東欧問題とも深く関係していた。ソ連のドグマでは資本主義に近くて、「遅れている」はずの東欧が、実は改革派にとって先駆的なモデルであるという価値観の転換がゴルバチョフ・ブレーンによってはかられた。実際にソ連が東欧政策を変えたのは、86年からであった。しかし東欧にはモスクワ発の改革に抵抗する反対派がいた。実際に東欧諸国の保守的社会主義政権は、改革的なモスクワに距離を置く傾向が生じていた。

  • Mzo

    冷戦の終焉から二十世紀末までの約10年間。流石に自分の目でも見てきた時期なので、世界史というよりは現代の政治経済を振り返る感じ。それでも、当時は見えていなかったことが分かったり、なかなか面白かった。さて、7年半かけてこのシリーズ30冊を読破!ぱちぱちぱち。よく読む小説の影響か、やはり中国史が興味深かった。そもそものきっかけが『水滸伝』➡本シリーズの宋史だったし。今後二巡目を読んでいくけれど、他の地域の小説等を読むと、興味深い巻が増えていくのかな。

  • KAZOO

    最終巻にたどり着きました。最近の動向なので歴史家ではなく政治学者が書かれているので現在の動きがよくわかります。現状分析の部分が多いので当然なのでしょうが、もう少し評価的な意見を書いてもらってもいいと思いました。今中学生用の世界の歴史を読んでいますが、今後は佐藤優さんが獄中にいるときに読まれたという、岩波講座世界歴史があるので読んでみようと思います。時間がかかりそうです。

  • tieckP(ティークP)

    下斗米氏の部分は確かにやや文章が硬直ぎみというか、外国語ができすぎるのか日本語のリズムを離れた情報だけの文章になっていると思うが、内容は充実している。北岡氏も現代日本を語る代表的論客らしい分析力と説得力を持っていて、本書に読む価値を与えている。それでも現代史だから今から見ると2人の予想はまず執筆時に外れ、そして後書きからまた7年経てば、そのときの見通しからも外れている。この2人にしてこうであるとは絶望でもあるが、だからこそ時代を読み違えることに優しくなろうとも思える。シリーズを1年がかりで読んだ。充実感。

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