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週末台湾でちょっと一息 朝日文庫

Yuji Shimokawa

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784022617729
ISBN 10 : 4022617721
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2013
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

夜市のライスカレー、サイクリング、ガジュマル、哀愁の北回帰線駅、…そしてやっぱりビール。ゆるくて深くて日本よりも懐かしい、至福の休日。

目次 : 第1章 空港バスが淡水河を越えるとき/ 第2章 台湾式連れ込み安宿に流れ着いた/ 第3章 ご飯とスープを勝手によそって、台湾にきたな…と思う/ 第4章 自転車で淡水往復五十キロの表道と裏道/ 第5章 夜市の蟻地獄テーブルに座って、赤肉〓(か)哩飯を逃す/ 第6章 濃密な自然のエネルギーを腕の痒みで知らされる/ 第7章 独立派の根城のビールが教えてくれる“政治の時代”/ 第8章 北回帰線から鹿港へ。清の時代の街並みのなかで悩む/ 第9章 台湾在住者が提案する週末台湾

【著者紹介】
下川裕治 : 1954年長野県生まれ。慶應義塾大学を卒業後、新聞社勤務を経て独立。90年、『12万円で世界を歩く』でデビュー。以後、おもにアジア、沖縄をフィールドに、バックパッカースタイルでの旅を書き続けている

阿部稔哉 : 1965年岩手県生まれ。フォトグラファー。東京綜合写真専門学校卒業後、「週刊朝日」嘱託カメラマンを経てフリーに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ヴェネツィア

    かつては辺境旅行家であった下川裕治氏だが、寄る年波もあってか(そんなことはないかな?)、今回は台湾のじっくり旅。随分と思索的でもある。例えば、本省人と外省人との軋轢の歴史に触れ、総統選挙の行方を追う。日本から台湾に観光旅行に行く人は多いが、台湾のたどった歴史や、戦後の政治状況には残念ながらあまり関心を払われることがない。本書ではさらに台湾の客家から少数民族にも言及する。したがって、観光ガイド的な部分はわずか。2013年の出版だが、ほぼ今の台湾を知る好著。下川流の極私的台北案内図もオマケに付いている。

  • HIRO1970

    ⭐️⭐️⭐️⭐️本年6冊目。下川さんは14冊目。久々の下川さんでしたが、まったりのんびりした、ヤル気を感じられないサバイサバイ(タイ語)感は健在でした。私も台湾に行くと常に感じる母国感に似た言語化し難い圧倒的な滞在時の安心感とそれと引き換えにトラブルの少なさから来る物足りなさの様な非日常感の欠如に似た想いがありましたが、この辺の所を見事に紐解いてくれており、流石は下川さん我が意を得たりと思える内容でした。稲荷寿司やカレーライスのくだりでまだ発見していない食の世界が拡がり、また、台湾行きたくなりました。

  • ホークス

    著者は台湾をよく知るだけに、本を書くのは躊躇したとの事。今回は名所、ホテル、飲食店など行く先々で歴史の記述が多い。日本の植民地支配にしろ中国との関係にしろ、被る影響は人それぞれで見方も違う。説明には苦心されているが、お陰で多少理解できた。本来著者は、現地のよそ行きでない姿に注目する人で、今回も基本は変わらない。行った事はないけど、本書からは律儀で真面目な人が多い印象を受けた。屋台の作法が、日本を含めアジアの他の国々と微妙に違っているのは面白い。もし行けたら、自分もメニュー解読に挑戦したい。

  • oser(読書家ではありませんドクシャーです)

    あー行きてえ台湾行ってみてーと 思い手に取ったのだが、違う意味で面白い本だった。 観光ガイドでは無かった。 …週末台湾で〜という感じではなかったー。 ディープなルポという感じ。 今現在の街並みや風景を体感しながら歴史や文化に思いを馳せるそんな本でした。 …下川さん台湾に馴染みすぎやわー

  • yamatoshiuruhashi

    台湾はここ数年、行きたくなって堪らない土地の一つである。若い頃は台湾というと何をしに行くのかと見られるのが嫌で避けていた。でも心やすい友人たちと個人的趣味で訪れることができるようになると、美味しいもの、ホスピタリティに溢れる場所だと思えるようになった。夫婦で行きたいところである。そんな台湾に魅せられた著者が教えてくれるディープな台湾、そして歴史。コロナで行けないのが残念だが、落ち着いたら家内と本書に出ている食堂、飯屋に行ってみたいものだ。

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