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世界商品と子供の奴隷 多国籍企業と児童強制労働

下山晃

User Review :5.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784623053636
ISBN 10 : 4623053636
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2009
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

営利至上主義の世界企業が支配するグローバル経済の最底辺から、「最悪の形態の労働」にあえぐ子どもたちの実像が浮かび上がる。コーヒーや携帯電話など、身近な商品に埋め込まれた驚くべき実態を一望する警世の書。

【著者紹介】
下山晃 : 1954年大阪府生まれ。日本大学商学部大学院、大阪府立大学経済学部大学院研究生、九州共立大学経済学部専任講師・助教授を経て、大阪商業大学総合経営学部教授 博士・経済学(大阪府立大学)。国立民族学博物館共同研究員(2005年〜2008年)

辰本実写真 : 1967年大阪市生まれ。1986年広島県立高陽東高校卒業。1992年同志社大学商学部卒業。旧ユーゴスラヴィア内戦を皮切りに世界各地を取材。テーマは戦争。2005年同志社大学学生支援課勤務。テーマはコミュニケーションの溝の克服。2008年同校退職。取材活動を再開。テーマは共生(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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テーマが重いわりに読みやすい本だった。巻...

投稿日:2009/04/12 (日)

テーマが重いわりに読みやすい本だった。巻頭の写真も、悲惨な場面の押し売りでなく、ごく普通の子供たちの輝くような日常を伝えていて、ものすごく考えさせられた。21世紀は、大人対子供の戦争こそが問題だ!

恋人岬 さん | 大阪 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Hiroki Nishizumi

    改めてこの世の実態を認識した。何も出来ないが、考え続けることだけは行おう。そして、何かしら出来ることがあれば実践しようと思った。

  • ゆうな

    子どもたちの労働を強いて作られたものではないかと思うと、身の回りのもののどれもが怪しくて、使えなく、あるいは食べられなくなりそうだ。この感想を入力するための携帯電話に使われている金属も、この本によれば怪しいらしい。それでも、それらを消費・利用しているからこそ、私はさまざまなことを知れるのだ。こうして多大な犠牲の上に成り立つ私の知識や身体は、彼らのために使わなくてはならないだろう。

  • 学生

    lisa krisineの現代奴隷の目撃写真を見たりこの本を読んでこのために生きていきたいと思うようになった。ソーシャルビジネス、フェアトレード、マイクロファイナンス等に興味を持った。

  • samandabadra

    友人(辰本実)の名前を見て思わず買った。しかし、読んでいくうちにだんだん暗くなっていった。昨日読んでいる途中で、店に入り、棚に並ぶチョコレートを見て、そこにも子供の奴隷労働の現実があることに思わず、今まで伸びていた手がすくんだ。さまざまな形で子供の奴隷労働に僕らは関わっているんだなあ。そういう現実はどうやったら変えられるのだろう。あとがきを見たが、筆者(下山晃さん)から見ても、やはり辰本さんはフットワークの軽いいい人に見えたようだ。そういえば今日はこどもの日だった。

  • 北区のまき

    プランテーションとは大規模農園だと中学で習ったが、ウィキにもこの本にも現地住民奴隷や児童労働や自然破壊とある。教科書暗記する意味はなんなんだ。 チョコもバナナも珈琲もあんなに手間ヒマかかるものをこんなに安く買えるなんて、そりゃ誰かがワリを食ってんだよな。

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