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ISBN 10 : 4344039556
Content Description
客として訪れる「まれびと」をもてなす「まつり」。年中行事こそ日本文化の核であり、茶道、華道、建築、料理、芸能のすべてが、「まれびと」への奉仕から生まれたものである。明治以降の近代化と敗戦により、断ち切れそうになった日本人の心の歴史を伝えようと折口は考えた。その魂の古代学を上野誠がわかりやすく、今、解説する。
目次 : はじめに―いのちの道標/ 第1章 神と人との関係こそ文化だ/ 第2章 いのちの道標/ 第3章 まれびとと男と女/ 第4章 精霊との対決/ 第5章 年中行事があればこそ/ 第6章 歌と語りと日本人/ 第7章 日本の芸能のかたち/ 第8章 折口信夫が目指したもの/ おわりに―どうしたら折口信夫を理解することができるか
【著者紹介】
上野誠著 : 1960年、福岡県生まれ。國學院大學大学院文学研究科博士課程満期退学。博士(文学)。國學院大學教授(特別専任)。奈良大学名誉教授。第12回日本民俗学会研究奨励賞、第15回上代文学会賞、第7回角川財団学芸賞、第12回立命館白川静記念東洋文字文化賞、第68回日本エッセイスト・クラブ賞受賞。万葉文化論の立場から、歴史学・民俗学・考古学などの研究を応用した『万葉集』の新しい読み方を提案(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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trazom
読了日:2022/07/01
yamatoshiuruhashi
読了日:2022/05/27
井月 奎(いづき けい)
読了日:2022/06/05
のれん
読了日:2022/05/27
うえ
読了日:2022/06/04
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