Books

令和のこころ 万葉の世界と梅花の宴

上野誠

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784623088362
ISBN 10 : 4623088367
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

万葉集研究の第一人者・奈良大学の上野誠先生の言葉と、源氏物語をライフワークとする花村えい子先生の叙情ゆたかな絵がつむぐ、初の令和の絵本。後半の「もっとしりたい」ページは、豊富な写真や図版で解説。

目次 : 令和の絵本/ 1 「令和」のもととなった万葉集の言葉とは?/ 2 大宰府って、どんなところ?/ 3 大伴旅人って、どんな人?/ 4 「梅花の宴」が開かれたのは、どんな時代?/ 5 そもそも万葉集とは?/ 6 「梅花の歌三十二首」とは?

【著者紹介】
上野誠著 : 1960年、福岡生まれ。国学院大学大学院文学研究科博士課程満期退学。博士(文学)。奈良大学文学部教授。第12回日本民俗学会研究奨励賞、第15回上代文学会賞、第7回角川財団学芸賞、第20回奈良新聞文化賞、第12回立命館白川静記念東洋文字文化賞受賞。著書多数。万葉文化論の立場から、歴史学・民俗学・考古学などの研究を応用した『万葉集』の新しい読み方を提案。近年執筆したオペラの脚本も好評を博している

花村えい子 : 埼玉県川越市生まれ。1959年、貸本漫画「別冊・虹」に『紫の妖精』を発表してデビュー。以来、少女漫画界を代表する漫画家として、今日まで精力的に作品を発表しつづける。2007年、フランス国民美術協会(SNBA)サロン展覧会に招待作家として参加、特別賞を受賞。1960〜70年代に描いた少女のイラストが可愛いと話題になり、国内外でグッズが販売されている。抒情的な表現は高い評価を得ている。近年は『源氏物語』を描くことをライフワークとしている。日本漫画家協会名誉会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • ☆よいこ

    【絵本】元号「令和」のもとになった万葉集の言葉を物語にしたもの。後半は万葉集の説明、大宰府の紹介、大伴旅人について等あり。全ふりがな▽小学生にはこれで十分。

  • しゅてふぁん

    令和の典拠となった梅花の宴を絵本で紹介した一冊。大宰府や大伴旅人についてわかり易く解説されていた。しかも絵がキラキラしていてとっても乙女だった(笑)梅花の宴に関して、いつも思うこと。この宴が開催されたのは今でいう2月上旬、しかも屋外。絶対に寒いよね⁈たいして厚着もしてないよね?今よりも暖房器具なんてないだろうし、そんな中で32首も歌を詠み合うって何時間かかるんだろ、、、古代人は寒さに強かったのかなー、なんて下世話なことを考えてしまう私には、雅なんて程遠い(苦笑)

  • りー

    「2月の屋外」って、読メさんも指摘されてましたが、地面に毛氈くらい敷きたい。いや、むしろ気分だけ屋外で、梅は花瓶に生けて室内で鑑賞しましょうよー。お酒を呑んでしまえば大丈夫なのかしら?(杯が飛ぶって、どういうこと?)でも、写真資料は充実していて、大宰府に行きたくなります(≧▽≦)。藤原氏が大きくなりだしていなかったら、旅人さんの梅花の宴も無かったかもしれないのですよね。その後の大伴氏の行方もふと考えてしまいました。

  • のり

    学校にあったら使うかなーよむかなー。絵がなぁ、もうちょい馴染みのある可愛い絵だといいのになぁ。内容は分かりやすい。

  • ムーミン2号

    某サイト献本当選本。元号「令和」はどういう意味なのかがわかる絵本。万葉集第五巻の「梅花の歌三十二首 併せて序」に載っている「時は初春の令月にして、気淑く風和らぎ・・・」から取られた新元号だが、それは大伴旅人が大宰府で催した新春の宴の様子を序にしたためたもの。その序に従って絵本が展開され、後半は万葉集や大宰府、大伴旅人などについての解説が付されている。なお、令月とは「万事をなすのによい月。めでたい月」という意味らしいが、将来から振り返って、令和がそんないい時代だったらいいのにな、と思わされる。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items