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死体は生きている

上野正彦

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784043400010
ISBN 10 : 4043400012
Format
Books
Publisher
Release Date
November/1996
Japan

Customer Reviews

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • はつばあば

    まだ図書館に通っていた頃「死体は語る」を読ませてもらって以来、監察医物が好きになってしまった。その当時はビックリ仰天の本でしたから。上野正彦氏の存在が、多くの監察医と(監察医を主人公とする本を書かれる)作家さんが生まれただけでも嬉しい。私もそのうち死体になるのですがなるべく検視のお世話にならないで・・いずれ独居老人になるとしても、ひねくれたりいじけたりしないで、「幸せな人やったなぁ」と言われる死を迎えたいものです。

  • ヨーコ・オクダ

    あまり間を置かずに上野センセの2冊目をポチッと。相変わらず読みやすく、アッという間に読了。「それ、前にも書いてはったよねー」的な部分もある一方、今回は小説風に症例?事件例??を紹介しているものがあったりと、いろいろ飽きさせない努力をされている感じ。読者を変に怖がらせたり、気持ち悪くさせることなく、こういう内容を伝え、興味を持たせることができるってスゴいよねー。監察医のセンセたちの仕事っぷりに脱帽。うん。センセのおっしゃるとおり、監察医制度はもっといろんな地域で運用されるべきだわ。

  • ロボット刑事K

    著者の上野正彦氏の特別授業を、今から20年以上前に受けたことがあります。法医学の権威でありながら、ざっくばらんな方で、聞き手を飽きさせない講義でした。実はこの本はその頃一度読んだことがあり、ブックオフでたまたま見かけて衝動買いです。つまりは再読なのですが、中身は見事に忘却の彼方で、新鮮に楽しめました。この作品は、一章一章がまるで上野先生の講義を受けているかのようで、一気読みです。☆4つです。以前私は、某小説の自殺を他殺に見せかけた、なんてオチをナンセンスと罵倒しましたが、あの作品は法医学を舐めてますね。

  • ひらけん

    この本はあんまり夜には読みたくないかな。ホラーより現実的でリアルに怖い。でも、こういう監察医がいるからこそ、病死や事故死と思われた変死が、他殺だった真実に行き着き、亡くなった人の人権を守っているんやろな。どんなに現場に偽装工作を施しても、殺害した死体には手を加える事は出来ない。その死体を丹念に調べる事により、専門家には死因や凶器、その殺害方法まで分かると書いていたのは、亡くなった人のからの魂の叫びと言うか、話す事が出来ない死体に懸命に耳を傾けて、声なき声を聞く監察医の人たちには本当に頭の下がる思いです。

  • のぼる

    89年に書かれた元監察医上野氏が経験した検死・解剖、時にはご遺族とのやり取りなど。生きている人のための治療医学、予防医学。死者の側に立った法医学、監察医学。現実のことなので、面白いと言うのは不謹慎かも知れないが、ミステリー、警察小説好きとしては、やはりとても興味深く、面白い。

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