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死体はこう言った ポプラ新書

上野正彦

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784591185650
ISBN 10 : 4591185656
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2025
Japan

Content Description

※本書は、次の書籍の一部内容を再構成し刊行したものです。
ポプラ新書『孤独な死体 法医学で読み解く日本の今』(2014年2月発行)
ポプラ文庫『監察医の涙』(2015年8月発行)

私の死んだ理由をお伝えします――

「轢き逃げされたとか絞殺されたとか、突然大変なことを言い出す死体もある。丹念に検死をし、解剖することにより、なぜ死ぬことになったのか、もの言わぬ死体が語り出すのである。そして、一つひとつ、死にまつわるさまざまなことが明らかになっていく」
(序文「もの言わぬ死体が語り出す」より)

「妻を殺しました」、一見不可能な自殺、刑事の涙‥
2万体の検死・解剖を行なった
元監察医による法医学・死・事件に隠された真実。
ベストセラー『死体は語る』の著者、待望の復刊!

【章立て】
序文 もの言わぬ死体が語り出す
第1章 死体はこう言った
第2章 監察医の涙
第3章 監察医と奇妙な死体
第4章 人はこうして「変死」する
終章 妻の死

【内容】
★夫の献身愛
★炎の中に
★偽りの発表
★おかあさんといきます
★同居していたミイラと白骨死体
★我が子を殺めた母親 
★ミイラになっても生き続ける
★バラバラ殺人の心理
★ポックリ死んだら変死体
★偽装される死体
‥‥など
(目次より抜粋/※予定)

*著者プロフィール
上野正彦
うえの・まさひこ
1929年、茨城県生まれ。法医学者。1954年、東邦医科大学卒業後、日本大学医学部法医学教室に入る。1959年、東京都監察医務院に入り監察医となり、1984年に同医務院長となる。1989年に退官。退官後に執筆した、初めての著書『死体は語る』は65万部を超えるベストセラーとなる。その後も数多くの著作を重ね、鋭い観察眼と洞察力で読者を強く惹きつける。また、法医学評論家としてテレビや新聞・雑誌などでも幅広く活躍し、犯罪に関するコメンテーターの第一人者として広く知られている。これまで解剖した死体は5千体、検死数は2万体を超える。主な著書に、『死体は語る』(文藝春秋)、『死体鑑定医の告白』(東京書籍)、『人は、こんなことで死んでしまうのか!』(三笠書房)など多数。

【著者紹介】
上野正彦 : 1929年、茨城県生まれ。法医学者。1954年、東邦医科大学卒業後、日本大学医学部法医学教室に入る。1959年、東京都監察医務院に入り監察医となり、1984年に同医務院長となる。1989年に退官。退官後に執筆した、初めての著書『死体は語る』は65万部を超えるベストセラーとなる。その後も数多くの著作を重ね、鋭い観察眼と洞察力で読者を強く惹きつける。また、法医学評論家としてテレビや新聞・雑誌などでも幅広く活躍し、犯罪に関するコメンテーターの第一人者として広く知られている。これまで解剖した死体は5千体、検死数は2万体を超える(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • akiᵕ̈

    30年間で二万体の死体の検死をされてきたというその内容には、本当に様々なドラマがある。死体といってもその状況は多種多様で、真摯に向き合っているからこそ真実を語ってくるし、それを取りこぼすことなく受け止めてそれが真実へと繋がっていく。何とも重責であり、貴重で尊いお仕事だと思う。見逃されていたら罪が罪で無くなってしまうし、そういった案件もたくさんあるという事も分かる。今でこそ監察医という仕事が知られるようになったけど、まだまだ人員不足で脆弱であるとのこと。著者のように適任な方が真実の声を拾ってあげて欲しい。

  • tomomo

    図書館本 二万体を超える検死を行った法医学者、上野正彦先生の作品 ⁡ 上野先生は臨床の医者とは違い、法医学の医者⁡ ⁡ 監察医制度は、現在四大都市にしかないとのこと この制度があることにより、人間の死のウラの隠れた真相が明らかになる、と⁡ ⁡ 自分の知ってるあの事件もこの事件も真相が載ってて、びっくり!⁡ 自殺と思ってても他殺や、他殺と思っていても病死だったり…⁡ ⁡ お布団の中で亡くなるのが理想な人に読んで欲しい1冊

  • フロッグ

    久々の上野先生の本。淡々と書いているところが説得力ある。

  • 青木

    自殺に見せかけた他殺、病死か事故かの判断など、多くの検死をされてきた著者。 勿論臨床医は生きてる人を助けているけど、法医学者は正しい判断によって死者を助けているのだなと改めて考えさせられた。

  • にゃんこ先生

    中山七里のヒポクラテスシリーズを読んでいたので、監察医の仕事に尊敬の念を抱きます。

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