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日本近世史入門 ようこそ研究の世界へ!

上野大輔

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784585320340
ISBN 10 : 4585320342
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

現代を生きる私たちから少し違いが、遠すぎない時代―近世。近世の人々の息遣いを伝える史料はそこかしこに残されており、幕藩権力・朝廷から民衆までの様々な視点、政治・経済・対外関係・宗教・思想・ジェンダー・環境といった様々な関心からアプローチすることが可能である。新たな出会いの宝庫である日本近世史(織豊期・江戸時代)の魅力を伝えるために、各研究テーマの来歴や現状のみならず、論文執筆のノウハウ、研究上の暗黙知、さらには秘伝(?)までを余すところなく紹介。残された史料と対話し、時代をこえて多様な生き方や考え方に向き合うための方法論を伝授する。近世への扉を開くカギはここに用意されている!

目次 : 1 近世史への招待(近世史研究事始め)/ 2 近世史の論点(時代区分論 「近世」という言葉をめぐってどんな議論が繰り広げられてきたのか/ 織豊政権論 国家と社会の統合/ 幕藩制の確立 近世前期の政治史を考える/ 幕府機構論 江戸幕府のしくみと政治のあり方を考える/ 幕藩政改革 近世の政治・社会を読み解く/ 幕藩制の展開 近世後期の政治史を考える/ 近世の天皇・朝廷 近世日本のなかでの位置づけ/ 対外関係 近世日本の「内」と「外」/ 身分制社会論 現代とは異なる社会をとらえる ほか)

【著者紹介】
上野大輔 : 1983年生まれ。慶應義塾大学文学部准教授。専門は日本近代史

清水光明 : 1982年生まれ。東京大学グローバル地域研究機構特任研究員。専門は日本近世史・思想史

三ツ松誠 : 1982年生まれ。佐賀大学地域学歴史文化研究センター准教授。専門は日本思想史

吉村雅美 : 1982年生まれ。日本女子大学文学部准教授。専門は日本近世史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • アメヲトコ

    2024年3月刊。「入門」とあるとおり、本書のメインターゲットは日本近世史で卒論を書こうとしている学部生ということで、歴史をどのように調べたらよいのか、テーマごとに専門の研究者からのノウハウが示されます。のみならず、テーマごとにこれまでどのようなことが議論されてきて、現在何がホットな話題なのかについても分かりやすくまとめられているので、日本近世史の最新動向を掴む一冊として、学生ならずとも有用な一冊です。

  • Go Extreme

    https://claude.ai/public/artifacts/dddd5b52-cb74-4ca6-98da-ac32d1763ca2

  • wuhujiang

    まさしく自分が学生時代にあったらうれしかっただろうなという本。近世史には粗方こんな論点があり、こんな研究の積み重ねがあるんだよ、ということが1冊にまとまっているだけでもうれしいが、加えて史料を扱う際の注意点や史料集の案内までついている。もちろん各項の注にも参考となる研究が羅列されている。大学1年生にとっては少しお高い&厚い本だが、是非読んでほしい。また、もう学生ではないが江戸時代好きだな〜という自分みたいな人も幅広い視野が持てる点でおすすめ。

  • 中村蓮

    参政党の躍進などの世相もあり、個人的に近世農村・農業史(有機農業、イエ制度)や古墳〜飛鳥時代(国際化、外国人の流入)に興味が深まっており、近世史を学ぶための書として読みました。 まずは青蓮院流になれるところからスタートですけど、、、

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