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老い方上手

上野千鶴子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784872907285
ISBN 10 : 4872907280
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2014
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

皆が知りたいお金、認知症、終末期医療、おひとりさまと在宅死、葬送スタイルなどの問いに、すべて答えます。満足できる老後を送るための「最強の知恵」が満載!

目次 : 第1章 ビンボーばあさんにならないために(人生100年時代/ 女たちの貧しい老後 ほか)/ 第2章 認知症400万人時代。あなたは?パートナーは?ご両親は?(語りはじめた認知症の人たち/ 認知症を巡る5つの誤解 ほか)/ 第3章 在宅ひとり死は可能か?(変わる家族と死の迎え方/ 全員結婚社会は終わった ほか)/ 第4章 延命医療とは何か―肯定できる人生のために(延命医療とは何か?/ 胃ろうの何が問題か? ほか)/ 第5章 自分らしい葬送を選ぶ(変わる家族と葬送/ 自然志向の墓の実際 ほか)

【著者紹介】
上野千鶴子 : 専門は女性学、ジェンダー研究。京都大学大学院卒業、社会学博士。現在、東京大学名誉教授、立命館大学大学院先端総合学術研究科特別招聘教授。認定NPO法人ウイメンズアクションネットワーク理事長。著書に『近代家族の成立と終焉』(サントリー学芸賞受賞)ほか。平成23年度朝日賞受賞

大熊由紀子 : 国際医療福祉大学大学院教授、専門は医療福祉ジャーナリズム分野。元朝日新聞論説委員。福祉と医療、現場と政策をつなぐ「えにし」ネット・志の縁結び係&小間使い

会田薫子 : 東京大学大学院人文社会系研究科死生学・応用倫理センター上廣講座特任准教授。専門は医療倫理学、臨床死生学、医療社会学。終末期医療、延命医療、高齢者医療、脳死、臓器移植等について、さまざまな発言を積極的にしている。著書に『延命医療と臨床現場―人工呼吸器と胃ろうの医療倫理学』(日本医学哲学・倫理学会賞受賞)ほか

樋口恵子 : 東京大学文学部美学美術史学科卒業。新聞研究所本課修了、時事通信社に入社。その後、学習研究社、キヤノン株式会社を経て評論活動に。1986年から東京家政大学教授、現在名誉教授。2014年から同大学女性未来研究所長。日本社会事業大学名誉博士。NPO法人「高齢社会をよくする女性の会」理事長

井上治代著 : 東洋大学ライフデザイン学部教授、社会学博士。認定NPO法人エンディングセンター理事長。エンディングデザイン研究所代表。ノンフィクション作家。専門分野は社会学(家族変動・死者祭祀・ジェンダー論)で、「家族の社会学」「生死の社会学」「いのちの教育」「総合4:死生学ゼミ」などを教えている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • さくらっこ

    老齢に差し掛かった自分と80代半ばの両親の為に選んだ1冊。いろんな分野の先生方からの情報を読むにつれて、現代は少子・高齢・非婚化により、家族機能が弱まっているのだと痛感した。ゆえに自分がどう生きどう死んでいくかを準備しなければならないのだ。だが時代が変わっても、人間に必要なのは、『居場所』『味方』『誇りが持てること』とのこと。最近、母の痴呆症には悩ませられるけど、良いところを生かし、共存していかなければならないと思った。高齢者にとって「家にいたい」は悲願なのだから。

  • Miyoshi Hirotaka

    大戦で落ち込んだが、20世紀半ばで約50歳だったわが国の平均寿命は医学の進歩で約30歳以上延びた。高度経済成長期に出産適齢を迎えた夫婦は生活の都市化により、少子化を選択。GHQにより家長制度が否定され、継続事業体だった家族は核家族という一代限りの消耗品になった。さらに、男女雇用均等法以降に進んだ晩婚化により、男女とも配偶者を有する率が減った。これらの変化により、老いや死のマネジメントの担い手は、血縁社会から個人へと変化した。人生後半に訪れる生病老死の選択肢は驚くほど多く、これに対する準備は早いほど良い。

  • 1.3manen

    健康寿命:日常生活に制限のない期間(24頁)。上野千鶴子名誉教授:生涯非婚とは50歳で婚姻歴ないと一生未婚のまま(90 頁)。家にいたい は年寄りの悲願(104頁〜)。山梨市牧丘病院と限界集落:90代のおばあちゃまは交通弱者、買い物弱者。 5世帯の隣人が支える(122頁)。独居のお年寄りの暮らし。

  • コニコ@共楽

    誰でも迎える「老い」と上手く向き合えるヒントになればと思い、手に取った。認知症を扱った章が特に興味深かった。親もパートナーも、そして自分も認知症になる可能性がある。福祉が進んでいるデンマークで出来た1959法ー「どんなに知的ハンディキャップが重くても、人は町の中の普通の家で普通の暮らしを味わう権利がある」という内容。施設でない、自宅での自分の居場所は認知症になっても必要だと説いている。考えさせられる。

  • ぬらりひょん

    離れて暮らす母親の今後について(そして来るべき自分の将来について)、ああでもないこうでもないと散々考えましたが、そんな時この本はとても参考になりました。たとえ独り暮らしでも、やはり慣れ親しんだ土地で、しかも自宅で最期を迎えるのが最良の道であるということ。今はそれが可能になっているということがわかり、とても安心しました。胃ろうに関する誤解や、葬送、お墓、「死後のしかけ」のことなども参考になりました。そして母の分とあと一冊(わたしのか、独り者の兄のぶんか・・・)エンディングノートを買いました。

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