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最期はひとり(マガジンハウス新書)80歳からの人生のやめどき

上野千鶴子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784838775187
ISBN 10 : 4838775180
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

家族をやめて、つきあいをやめて、自分をおりて、残るは見果てぬ夢。

目次 : 88歳の樋口VS.72歳の上野 2020年5月収録(家族のやめどき/ つきあいのやめどき/ 自分のおりどき)/ 90歳の樋口VS.74歳の上野 2022年12月収録(75歳からの転倒適齢期/ ほぼ90歳で全身麻酔手術/ 高齢者にもICTを/ テクノロジーはユーザーフレンドリー/ コミュニケーション手段はたくさんあっていい ほか)

【著者紹介】
上野千鶴子 : 1948年富山県生まれ。京都大学大学院修了、社会学博士。東京大学名誉教授。認定NPO法人ウィメンズアクションネットワーク(WAN)理事長。女性学・ジェンダー研究のパイオニアとして教育と研究に従事

樋口恵子 : 1932年東京生まれ。東京大学文学部卒業。時事通信社、学研、キヤノン株式会社を経て評論活動に入る。東京家政大学名誉教授。NPO法人「高齢社会をよくする女性の会」理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ネギっ子gen

    【歳を重ねるごとに、人生の荷物をひとつずつ下ろす】女にとって激動の時代を、少しの時差で生きてきた樋口恵子と上野千鶴子が、「人生のやめどき」をテーマに広く深く語り合う。新たな対談を追加して新書化。上野の、<介護保険部会のメンバーには要介護高齢者がひとりもいない。当事者のいないところで物事を決めていいのか。それにしても上野はどうして政府の審議会に呼んでもらえないのでしょう>に、樋口は、<出身母体に問題がある/組織申請は非常に多いようですよ。上野さんにも大学からの一言添え書きがあれば>と。これ、確かにそうだ。⇒

  • とよぽん

    お二人の対談は以前読んだが、本書はさらに後日の対談を加えて新たに発行されたもの。これまでの単著にはない、お二人それぞれの思いや感慨がこぼれ出たところもあり、親しみを感じた。学者や社会活動家としてではなく、人間樋口恵子さんと人間上野千鶴子さんのやり取りを傍で聞いているような、でも、女性たちのためにどこまでも闘い抜きたいという熱い思いが伝わる1冊だった。「おわりに」を読んで、樋口さんの覚悟のようなものが感じられ、「継続して主張していくことが力でございます。」という最後の文が沁みた。

  • marumo

    お年寄り界のスターお二人の対談です。出産(の姿勢)は屈辱、女はみなそれに耐えていることを考えて欲しい(←意訳)と言う樋口さんの気持ちは、全くわかんないです。道端で股を広げるわけじゃなし、プロの医師と看護師の前で何故〜?そして言ってる内容より語調の攻撃性に腰が引けてくる上野さん。スキーもおひとりで行かれるそうで天晴れではございます。図書館への蔵書寄贈を断られた話があったけど、ホントそうなの。大抵の場合はほぼ迷惑行為。どっかで売ってしまいましょう。

  • Tenouji

    最近、この手の本をよく読むが、在宅か施設かにしても、いろいろ感じ方があるんだな。しかし、フレイルが、一つのポイントなんだな。

  •  本の紙魚

    樋口氏の受け答えが非常に勉強になった。上野氏ご自身で「団塊の世代は」とおっしゃっているので、敢えて世代でくくるならば、柔軟性の弱い我の強い世代だと取られてしまいそうな発言が多々ある。要介護3の認知症家族を在宅介護している身としては、上野氏の介護観はファンタジーだと思う。高学歴高収入で末っ子気質のおひとり様に対して戦中世代の樋口氏は強いなあ。オペラ鑑賞も体力がないとできないし、海外旅行も同じとはなるほど確かに。それにしても年齢の問題ではなく国際情勢や国内経済でそれが不可能になるかもしれない時代になってきた。

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