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ISBN 10 : 4087212831
Content Description
いま、日本人の老後が危機に瀕している。介護保険制度から二〇年以上を経て、度重なる改悪により、介護現場は疲弊し、利用者は必要なケアを受けられなくなりつつある。いったいなぜ、このようなことになったのか。「在宅ひとり死」の提唱者である上野千鶴子と、介護現場に長年関わり続けているプロフェッショナル高口光子が、お互いの経験と実感をぶつけ合いながら、「よい介護」の本質とあるべき制度を考える。老後を控えるすべての人に向けた必読書。
目次 : 第1章 私、クビになりました―介護保険の危機(「年寄りは生き延びるためには何でも言うんや」/ 老人病院での「不幸くらべ」/ 看護師からの反発/ 経営者の生産性と組織防衛によって起こった解雇)/ 第2章 こうして私は介護のプロになった(介護アドバイザーという職場/ 集団処遇からの脱却 ほか)/ 第3章 「生産性」に潰される現場の努力(居室へのカメラ設置/ 思わぬ大病 ほか)/ 第4章 介護崩壊の危機(介護崩壊の分岐点/ コロナ禍でのケアワークの見える化 ほか)
【著者紹介】
上野千鶴子 : 1948年、富山県生まれ。社会学者、東京大学名誉教授、認定NPO法人ウィメンズアクションネットワーク(WAN)理事長
高口光子 : 元気がでる介護研究所所長。病院・介護施設で、リハビリチーム・ケアチームのリーダー、新規事業開発責任者、管理責任者を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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ネギっ子gen
読了日:2024/05/18
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