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わたしのげぼく

上野そら

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784434236310
ISBN 10 : 4434236318
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2017
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

どんくさい「げぼく」と一緒に暮らすネコの「わたし」。「ほんとうに、しかたのないやつだな。わたしのげぼくは」ともに笑い、時にはケンカし、そして迎える切ない別れ―

【著者紹介】
上野そら : 2016年にWeb上に掲載した「わたしのげぼく」で第9回アルファポリス絵本・児童書大賞に参加し、同作にて出版デビュー

くまくら珠美 : 猫漫画家/絵描き屋。猫をモチーフにした漫画、絵画、グッズなどを制作(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ヴェネツィア

    上野そら・文、くまくら珠美・絵。文と絵のコンビネーションがとってもうまくかみ合っている。文はネコ(名前は不明)の一人称語り(漱石の『吾輩は猫である』の現代版なのである)。「げぼく」4歳から18年間を経て、先に逝く。「…だから、げぼく。 泣くな」から後は、読者が泣いてしまうだろう。「わたし」(ネコ)と「げぼく」の愛情の物語。絵もよくこれに応えている。けっして上手くはないのだが(しかも、いささか漫画的でもある)ネコの表情は実によくとらえている。ネコ好きにはお薦め!

  • 三代目 びあだいまおう

    読友さんのお薦めにて拝読。『わたしのげぼく』タイトルからは逆の想像してましたが、わたしは『ネコ』で、そのげぼく(下僕)が『飼い主(正確にはその家の子供さん)』です。 なるほどそういう視点ね!我が家もネコを家族に持つ身、うん確かにうちのも同じようなこと考えてるような気がする(笑) 何気にネコちゃんは気高いからな、私を家族内ヒエラルキーで一番下に見てるだろうし、当然自分の方が上だと思ってるだろうし。やがて必ずくる別れ。なるほど、ペットを喪った哀しみをほんの少し癒してくれる素敵なお話です‼️🙇

  • ❁かな❁

    これはもう絶対外で読んだらダメな作品。図書館で予約中ですがしばらく回って来そうにないところブックカフェで見つけました。小説ではなく絵本だったんだぁと思い、読みましたが後半の約10ページでめちゃくちゃ涙。カフェの端っこの席だったので何とかバレてないと思いますが泣いてるのバレないようにするの必死でした。絵本だからと侮るなかれ。文章もシンプルで短いし、うるうるするぐらいで大丈夫かなと思ったけど全然無理でした。猫ちゃんの言葉がどれもたまらなくて感想書きながらもまた思い出して涙が溢れてしまいます。猫ちゃん、またね。

  • 麦ちゃんの下僕

    僕のニックネームは、実はこの絵本から頂戴した…訳ではありません(笑) 先日、読友さんのレビューでこの作品の存在を知り、これは僕が読まなくてどうする!と早速手に入れました。僕は涙もろい人間ですので、当然泣く覚悟はできていましたが…号泣でした。語り手である猫の「わたし」は男の子ですが、その言葉を全て“お嬢様言葉”に変えたら、まさに麦ちゃんが僕に対して思っていることなのではないかと…。僕も「げぼく」くんみたいにどんくさいですしね(苦笑) あぁ…感想を書いているだけで涙が…。猫を飼っている方もいない方も、ぜひ!

  • p.ntsk

    これはアカン、アカンやつや。一読して涙。読み返して涙。他の方のレビューを見てまた涙。オレ様口調のくせに親愛の情溢れるメッセージがたまらない。これは何度読んでも泣くだろうな。猫と猫を愛する人のためのレクイエム。傍に猫がいたら思わず抱きしめそう。私も下僕になりたい。

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