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ブギーポップ・ウィキッド エンブリオ炎生 電撃文庫

Kouhei Kadono

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784840214148
ISBN 10 : 484021414X
Format
Books
Release Date
February/2000
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

不思議なエンブリオを巡る死闘の果てに待つのは地獄か未来か、それとも――

世界って奴ァ悪意に満ちていると思わんかい? 普通に生きているつもりでも、どこで足下掬われるかわかったもんじゃねえよな―― オレはエンブリオ。人の心の中の殻をぶち破らせる存在。望むと望まざるとに関わらず、オレに触れたものは過剰な可能性を引きずり出され、災厄に巻き込まれることになる……

そしてその厄災が今、最強と稲妻の再対決を呼ぶ。この命運を賭けた決闘が決着の時を迎えるとき、街は震撼し、高らかな炎が上がり、そしてブギーポップの奴は悪意(ウィキッド)たっぷりに運命に介入してきやがるのだ……

不思議なエンブリオを巡る死闘の果てに待つのは地獄か未来か、それとも――

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Book Meter Reviews

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  • 眠る山猫屋

    最強<tォルテッシモに敗れ、正樹の犠牲でからくも生き延びた亨。その亨が留置場の底で、ただ自虐に浸っていた訳ではなかった事。エンブリオがオリジナルでない事に厭世しながら実はオリジナル(キョウ兄ちゃん)の優しさを秘めていたこと、パールが最後の最期まで逆転脱出の隙を諦めなかったこと。織機綺が正樹を見守り続けたこと。多分、今までで一番熱いブギーポップ。だからって真面目に取り合うとすっぽかされたりしちゃうよ、ff。ブギーポップもイナズマも殺人鬼じゃないんだから。

  • ヤギ郎

    ブギーポップ・シリーズ9作目。たまごっちのイメージがあった。

  • 読書好きのハシビロコウ

    前巻「エンブリオ侵蝕」と上下巻のような形になっている今巻。今までの心の葛藤をメインに描くのとは異なり、エンブリオによって秘めたる能力を覚醒させた人間「イナズマ」と、統和機構最強「フォルテッシモ」のバトルがメイン。あとがきで作者が西部劇の話をしていたので、そういう風にしたかったことが窺えます。特殊能力を持つことは必ずしも便利だというだけとは限らない。そんな感じです。そして今回は少し意地悪なブギーポップさんが見れます。

  • ヱロ本Gメン

    AC/DCのRazor's Edge(剃刀の刃)からのThunderstruck=イナズマって訳なのね〜納得。内容的にはモヤモヤする。穂波顕子の設定がわかりにくすぎる。これは失敗作だな。

  • うさみP

    空間を裂くvs隙を穿つ。異能力バトルの良さが詰まったエンブリオ。焦がれる人はなぜ、侍(SAMURAI)と書いて最強という言葉に憧れるのか。生きること自体が奇跡なら、それ以外は二の次かそれ以下だろ。この世の『強さ』と『極み』の話。学校や会社や私生活でもいい、社会のあちこちに存在する勝負も勝敗も、それは極々狭い盤面でのみ通用する。剣はそれ単体では存在しない、鞘は殴る為にあるのだよ。僕は嘘はつかないけど、約束は守るとは限らないよ世の中は。

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