Books

センス・オブ・ワンダーを語る

上遠恵子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784780313901
ISBN 10 : 4780313902
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

環境問題を告発したレイチェル・カーソンの遺作『センス・オブ・ワンダー』に触発された識者5人が、その魅力と自らの人生を語る。

【著者紹介】
上遠恵子 : エッセイスト、レイチェル・カーソン日本協会会長。1929年東京生まれ。東京大学農学部農芸化学科研究室などに勤務。『センス・オブ・ワンダー』(新潮社)などレイチェル・カーソンの著書を多く訳出し、カーソン研究をライフワークにしている

山極壽一 : 人類学者、総合地球環境学研究所所長。1952年東京生まれ。京都大学大学院理学研究科教授などを経て、2020年まで第26代京都大学総長。屋久島で野生ニホンザル、アフリカ各地で野生ゴリラの社会生態学的研究に従事し、日本霊長類学会会長などを歴任

福岡伸一 : 生物学者、作家。1959年東京生まれ。ハーバード大学研修員などを経て、青山学院大学教授・米国ロックフェラー大学客員教授。『生物と無生物のあいだ』(講談社現代新書)などの著書を数多く発表し、「生命とは何か」を動的平衡論から問い直している

中村桂子著 : 生命誌研究者、JT生命誌研究館名誉館長。1936年東京生まれ。早稲田大学人間科学部教授、大阪大学連携大学院教授などを歴任。「人間は生きもの」を基本に生命論的世界観を持つ「生命誌」を構想。1993年創設のJT生命誌研究館で副館長、館長を務めた

畠山重篤 : NPO法人「森は海の恋人」前理事長。1943年中国上海生まれ。気仙沼市舞根湾で家業のカキ養殖業を継ぐ。森の養分を海に循環させようと、1989年から漁民による植林活動を始めた。2012年、国連「森の英雄」に選ばれる。2025年4月に死去、享年81(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • けんとまん1007

    山極壽一さん、福岡伸一さん、中村桂子さん、畠山重篤さん。これまで、何冊も著作を読んできた方々。そして何よりも、「センス・オブ・ワンダー」。これは読まないと・・と思った。それぞれの活動・思索の中で、センス・オブ・ワンダーがどのように位置づけされているのか。それは、人間そのものを考えることでもある。人間も自然の一部であるということだけなく、人間の驕り高ぶりを考えることでもある。それは、中村桂子さんの言葉に端的に述べられている。「地球に優しく・・」は、上から目線でもあるということ。肝に銘じたい。

  • NAGISAN

    『センス・オブ・ワンダー』と並行して読んだ。レイチェル・カーソン日本協会の上遠恵子氏との対談でより深く現時点のカーソンに近づくことができる。畠山重篤氏(気仙沼のカキ養殖業)を存じなかったが、海の側から、森・河・海の自然連環と人の心を紡ぐ活動は素晴らしい。「森は梅の恋人」の翻訳に悩んだ時の上皇后さまの"long for" というご返答にはお人柄が伝わる。

  • 古寺

    センス・オブ・ワンダーを読んだのでこの本を読んでみた。4人の講演と上遠恵子との対談て構成されている。山極壽一、福岡伸一、中村桂子はとても好きな研究者だ。畠山重篤だけ知らない人だと思っていたが、読み始めると、最近、テレビで興味深く見た牡蠣と森との関係について放映されていた人だとわかりびっくり!これだけの人物で成り立っている本がつまらないワケがない。本当に素敵な本だった!

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items