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へんしんする和室のひみつ-和室はふしぎ-和室の絵本

上西明

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784593103843
ISBN 10 : 4593103843
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

和室は、日本の伝統的な文化のひとつです。和室にはさまざまなくらしの工夫や、伝統的な技がこめられています。ところが近年、和室は減少しつつあります。それには、家の中でイスにすわる生活がふえたこと、マンションなどの集合住宅がふえていることなど、いろいろな理由があると考えられます。しかし、座ったり寝たりできる畳や、日本の高い技術力がつまったふすまや障子など、和室の生活や建築には、日本特有の伝統的な文化や技術がたくさんあります。
それらを、楽しく、わかりやすく伝えるために、絵本作家が2年以上の取材を重ねつくられたのが、この「和室の絵本シリーズ」です。
この巻では、和室のつくりと生活の様子を絵本で伝えます。ふすまや障子は開け閉めすることで、大きな一つの部屋を作ったり、小さな部屋に区切ったりできる日本特有の建具です。その他、床の間の飾りを変えたり、畳を張り替えたりすることで、和室が「へんしん」する秘密を探ります。

【著者紹介】
上西明 : 建築家。上西建築都市設計事務所代表。1984年東京大学建築学科、同修士課程修了。槙総合計画事務所勤務を経て、1998年上西建築都市設計事務所設立。主な作品に奈良県医師会センター、緑の中の診療所

三浦慎 : 建築家。広島生まれ、倉敷育ち。東京藝術大学建築科修了。作品に軽井沢森の家、山の家。愛育苑診療所。東福寺涅槃堂。ニッケてとて市川。箱根岡田美術館。半兵衛ガーデン。オカダマニラ。ラプラプセブ国際大学ほか。2021年軽井沢町新庁舎プロポーザル最優秀(株式会社山下設計と共同)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • よこたん

    “「たたみ」がしきつめられた和室は、ふとんをしけば、ねる場所に、ちゃぶ台をおけば食べる場所に、つくえと、ざぶとんをおけば、お客さんをおむかえする場所に変わります。” 簡単に変身する部屋、和室。ふすまや障子を取り払えば、広間になる。かつては、婚礼も葬式もこの場で取りおこなれていた。親戚が集まってワイワイガヤガヤご飯を食べた遠い昔を思い出した。大掃除は畳も上げてやっていたなあ。この絵本では農家の和室と、京都の町家の和室を紹介。暮らし向きによって、あちこち工夫が凝らされている。新しい畳のイグサの匂いは、最高。

  • Cinejazz

    日本の伝統的な文化のひとつ「和室」の秘密を、分かりやすく楽しく解説された絵本。 和室は、さまざまなくらしに対応して変身することが出来る。座ったり寝たりできる畳の間、襖や障子を開け閉めすることで、大きな一つの部屋を作ったり、小さな部屋に区切ったり出来る。 床の間の飾りを変えたり、畳を張り替えたりすることで、多様な生活様式を楽しめることが出来るなど、日本特有の伝統的な文化や技術がたくさん秘められた世界を探った絵本。田舎臭いなどと思わず、畳の部屋での安らぎの感触を与えてくれる一冊。

  • さんもじ

    懐かしい〜小さい頃は田舎のこういう家に住む事が夢でした。今も憧れではあるけど、現実的には無理。フローリングじゃなくて畳にしたら良かったかなとは思うが、畳を綺麗に維持することが私には無理かなと思い止めた😩間取り図を見ているだけでワクワク。

  • 遠い日

    わたしの田舎の実家もこんなふうに平屋で畳の部屋ばかりでした。普段は襖や障子で部屋を区切って使い、必要があれば襖、障子を取っ払って広く使う。縁側も南向きにあって、いろんな使い方をしていました。そうそう、網戸はないので、夏は全部開け放って、蚊帳を釣って寝ました。和室は伸縮自在。不便もあるけれど、昭和の頃は合理的な住まいだったと思います。もう今のように気候が変わってしまったら、木と紙の家では暑さ寒さに対応できないと思いますが。

  • かはほり

    昭和30年代の日本家屋の様子が良くわかる絵本。日本家屋は、季節ごとに人手と手間かがかかることが子どもに伝わると思う(大家族を前提とした住まい)。 一つだけ気になったのが、絵が明るすぎて日本家屋の「暗さ」がわからないこと。この陰影も楽しむのが日本家屋の魅力の一つなんだけどね。

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