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新版 雨月物語 全訳注 講談社学術文庫

上田秋成

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784062924191
ISBN 10 : 4062924196
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2017
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

崇徳上皇の御陵に参った西行が見たものは?自由への願いを鯉の絵に託した三井寺の僧・興義は、自ら絵に同化し湖へ。高野山では怨霊になった豊臣秀次一行の宴会に巻き込まれ、雨宿り先で邂逅した美しい女は、蛇に姿を変え―。抑えがたい情念が、此岸と彼岸を越えて暴れ出す。奇才・上田秋成が安永五年(一七七六)に世に放った怪異譚、全九篇。

目次 : 雨月物語序/ 巻之1(白峯/ 菊花の約)/ 巻之2(浅茅が宿/ 夢応の鯉魚)/ 巻之3(仏法僧/ 吉備津の釜)/ 巻之4(蛇性の婬)/ 巻之5(青頭巾/ 貧福論)

【著者紹介】
上田秋成 : 1734年‐1809年。江戸中期の国学者、歌人、小説家。大坂・曾根崎生まれ。1776年(安永5)、剪枝崎人の名で『雨月物語』を刊行

青木正次 : 1935年横浜市生まれ。東京大学大学院修了。日本近世文学専攻。藤女子大学教授。2008年12月9日没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 金吾

    ○子供の時に児童図書で読んで以来好きな本です。「白峯」「菊花の約」「青ずきん」が好きです。

  • テツ

    雨と月。上田秋成による暗く湿ったような怪異譚。あらすじだけを記せば全てどうということもないお話だし文章も徹頭徹尾淡々としているのに、何故か読んでいる最中に部屋の外の暗い廊下の様子が気になってしまう。文学って奇を衒うことなどしなくても読者を惹きつけることができるんだなあと読む度に再確認します。ジメジメした人間らしい情緒が垣間見れる怪異ってあまり好きではないのだけれど(物理的にひっぱたきたくなるので)さすがオリジンは違うよなあ。人の繋がりから零れ落ちた湿った部分が暗闇から何かを生み出す。

  • kikuchista

    ホラー小説によく出てくるので読んだ。怖いと思うまで読み込むことができなかった。

  • 皆様の「暮らし」を応援サポート

    われわれは秋成と同じ夢を見ている。

  • ドラマチックガス

    子どもの頃、親から「現代のホラー映画なんかよりずっと怖い」と薦められた。怖い話が嫌いだったのでずっと敬遠していたけれど、いつか読みたいと思っていた。ようやく読んでみた。序盤は「どこが?」という感じだったけれど、中盤から後半にかけての空恐ろしさはすごい。これが江戸時代に書かれたというのは一種のオーパーツなのでは? 原文と現代語訳、用語解説、考釈からなる。考釈は正直蛇足。作品の理解に役立つどころか、興ざめさせると思ったので途中から飛ばした。

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