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忖度 百万石の留守居役 十 講談社文庫

上田秀人

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784062938204
ISBN 10 : 4062938200
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2017
Japan

Content Description

神君家康の次男秀康の血を引く越前松平家は、幕府にとって格別な藩となる。外様第一の加賀藩にとっては監視される隣藩でもある。藩主前田綱紀のお国入りの際に襲撃しようとしたのは、越前の者なのか? 数馬の舅となった宿老本多政長と藩主綱紀は、数馬を越前福井に向かわせる。わが藩のためにと先走る敵方は、数馬たちの目的を察知し、襲いかかる。使者として登城した数馬は、敵陣包囲の中、どう切り抜けるのか?

【著者紹介】
上田秀人 : 1959年大阪府生まれ。大阪歯科大学卒。’97年小説CLUB新人賞佳作。講談社文庫の「奥右筆秘帳」シリーズ(全十二巻)は、「この時代小説がすごい!」(宝島社刊)で、2009年版、2014年版と二度にわたり文庫シリーズ第一位に輝き、第3回歴史時代作家クラブ賞シリーズ賞も受賞、抜群の人気を集める。歴史小説にも取り組み、『孤闘 立花宗茂』(中公文庫)で第16回中山義秀文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • とし

    百万石の留守居役「忖度」10巻。瀬能数馬さん、加賀藩五代当主前田綱紀に20年後の江戸家老として認めさせましたね、琴さん数馬に優しいのか、お家第一なのか興味深くなりますね次巻楽しみです。

  • ジュール リブレ

    シリーズ十作目は、加賀藩から、越前福井藩への使者役。城主に藩主名代での訪問なのに、飛び出して来る刺客。武田の末裔を名乗る二四将の加賀藩邸討ち入りも、少しドタバタになり過ぎかも、ですが、お約束の流れで次作に続く。

  • さく

    福井藩で待ち受けていた騒動。どの藩も分裂し、その根源は大身出世。武家はどこまでも出世を望み、命をかける。善悪はあるが、凄まじいこと。数馬は福井藩から脱出できるか?綱紀の展望や本多政長の見立て、琴は京に。いつの間にか、数馬は中心になりつつある。佐奈の父がまた、強くて強くて。面白いなー

  • mam’selle

    武田家のオマージュ⁈の新24将。描かれ方も何だか雑で少し気の毒。しかし隣接する大藩の使者を真っ昼間から本丸御殿で襲うか?リアリティの面がちょっと残念でした(>_<)

  • jinya tate

    Audible 越前松平藩に数馬は使者として向かった。藩主加賀守を襲おうとしたのは、果たして越前松平藩のものだったのか。数馬は城下と殿中で襲われ、事態を収拾しようとする家老次席の屋敷に逃げ込む。  金沢では数馬奪還の手立てが打たれた。  金沢の話は上田先生らしくて面白く拝読してますが、江戸の武田某の裏の世界の話は少しくどいかなと思います。

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