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銀座「四宝堂」文房具店 2 小学館文庫

上田健次

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784094072921
ISBN 10 : 4094072926
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2023
Japan

Content Description

銀座の文房具店「四宝堂」は絵葉書や便箋など、思わず誰かにプレゼントしたくなる文房具を豊富に取り揃える知る人ぞ知る名店だ。店主を務めるのは、どこかミステリアスな青年・宝田硯。硯のもとには、今日も様々な悩みを抱えたお客が訪れる―。クラスメイトにいじられ浮いていると悩む少女に、定年を迎え一人寂しく退職していくサラリーマンなど。モヤモヤを抱えた人々の心が、あたたかな店主の言葉でじんわり解きほぐされていく。いつまでも涙が止まらない、感動の物語第2弾。喫茶店『ほゝづゑ』の看板娘・幼馴染みの良子と硯の出会いのエピソードも収録!

【著者紹介】
上田健次 : 1969年生まれ。東京都出身。2019年、第1回日本おいしい小説大賞に「テッパン」を投稿。21年、同作を加筆修正しデビューする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • はにこ

    硯の幼少期が語られることで、四宝堂の歴史も分かる。どれも素敵なお話だったねぇ。単語帳で今まで育ててくれた親にサプライズするの面白かった。定年退職したおじさんの会社人としてのお話も良かった。こんなふうに勤めあげるの尊敬するな。文房具に全くこだわりがないけど、これ読んだらちょっと覗いてみたくなった。

  • 思いを寄せる人に、ペリカンの万年筆を渡す(スーベレーンM400)たぶん、緑のストライプのはずたと思うが、意表をついて青のストライプかもしれない、青だととてもレアだ。銀座老舗の店主は何色を送ったのだろうか ? 気になるがもう寝よう・・・もしかして赤のストライプなのか、眠れない !

  • KAZOO

    銀座「四宝堂」がシリーズ化されたということなのでしょう。読んでいてほしおさなえさんのシリーズを思い出しました。これは文房具がはなしを繋いでくれています。気持ちがほっこりとしてほろりとさせてくれる物語です。5つの作品が収められています(単語帳、ハサミ、名刺、栞、色鉛筆)。特に単語帳、名刺が心に残りました。また主人公の生い立ちの話もあり、今後が楽しみになります。

  • http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/04/post-3556b9.html 職場体験に来た二人の話と、硯と良子のこれまでの話が面白かったかな。

  • 33 kouch

    1巻は文房具を通じ人間模様が語られていたが、2巻は物語のほうが主で、そこに文房具が登場するという感じ。感動するお話が多くそれはそれで良かった。特に「名刺」。目の前のことに誇りを持ち、愚直なまでに淡々とこなすことの美しさ。また彼を評価し、自らも汗をかく会長に感銘。目の前のことはあくまで試練で夢ばかり追う人々が多い昨今。例え今を手抜きで生きても、将来の夢のためと自身を正当化する。またそれを美談として礼賛する社会がここにある。名刺の彼らはそんな社会に埋没しているが、1番社会で大切で自分もそうなりたいと思った

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